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原因も対処法も異なる「5種類の疲労」をそれぞれ解説します
「疲労」 これほど広い意味を持つ言葉も中々無いのではないかと思います。 例えばですが、激しいインターバルトレーニングをした後の疲労と、ハードな距離走をした後の疲労は、疲れたというざっくりした感想で言えば同じですが、感覚的には異なる疲れであることはなんとなくわかっていただけるかと思います。 もっと広い話で言えば、朝から晩まで肉体労働をした後の疲労と、1日中パソコン仕事をした後の疲労と、1時間ぶっ通しで顧客からのクレームを対応し続けた後の疲労と、1日ディズニーランドで遊んだ後の疲労もまた、全部感覚的には異なることもわかっていただけるのではないかと思います。 このように、疲労とは一口で言ってもかなり幅が広く、とてもじゃないですが疲労とはこれだとまとめられるような代物ではありません。 それぞれの疲労にはある程度原因の違いがあり、また、その疲労ごとに対処方法も微妙に変わってくる部分もあります。今回はそんな疲労の種類の違いと、疲労ごとの対処方法を私の経験則も踏まえてお話しします。 疲労の種類1:乳酸系の疲労 まずは乳酸系の疲労です。...

深澤哲也(ウェルビーイング株式会社副社長)
2 日前読了時間: 23分
意味のある疲労と無駄な疲労
骨折り損のくたびれ儲け 「徒労」 そんな言葉がありますが、まさにトレーニングの世界にはこの骨折り損のくたびれ儲けや徒労に該当するものがあるのをご存知でしょうか? 「うーん、そりゃまあねぇ、サブ3を目指して1年間、飲み会も我慢して、週末はほぼランニングだけに費やして、仕事終わりの疲れている日も走って、それで3時間3分でしか走れなかったら、まさに骨折り損のくたびれ儲けってやつだよね」とあなたは思われるかもしれません。 でも、私が申し上げているのはそんなあまっちょろいもの、生ぬるいものではないのです。 だって、目標が達せられなくても、一応記録が伸びているのであれば別にそれで良いではないですか。目標は達成できなくても、一年間の努力と節制の結果、自己ベストが更新できた。やったー!嬉しい!今日は自分へのご褒美に焼肉屋さんにでも行こうかな、そんな鼻歌が聞こえてきそうです。 私が申し上げているのはそんなものじゃないんです。 私が申し上げているのは、2㎞ジョギングから始めて、少しずつ少しずつ走る距離を伸ばして、先ずは地元の10㎞レースを完走し、次にハーフ
秀志 池上
3 日前読了時間: 22分
ランニングフォームの改善によって、どれくらい速くなれるのか?
突然ですがあなたは、ランニングフォーム改善によってどれくらい速くなれると思いますか? もし自分がTVで映るようなトップランナーのような走り方になれたら、きっと今よりも大幅にタイムが伸びるんだろうなと思いを馳せたことはないでしょうか? もちろん、私もあります。ランナーなら誰しも一度はそんな思いを馳せますよね。 しかしながら、実はランニングフォームの改善で縮まるタイムは、意外に微々たるものなんです。もちろん走歴や元々のフォーム次第ではありますが、ある程度走っている方であれば、5kmならせいぜい5〜10秒前後、フルマラソンなら2~3分前後です。 「いやいや、流石にもうちょっと速くなるだろう」と思われるかもしれません しかし、そんなものなのです。それにはちゃんと理由があります。それは、ランニングフォームの改善というのは、根本的な走力向上とは異なるからです そもそもランニングフォームというのは、私たち人間が「走る」という動作をした結果に過ぎません。「走る」という行為は、物理学的に言えば「体重を移動させること」です 例えば、体重60kgの人がフ

深澤哲也(ウェルビーイング株式会社副社長)
3 日前読了時間: 8分
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