top of page

私が防府読売マラソンで失敗した理由

更新日:2022年4月18日


 こんにちは、ウェルビーイング株式会社代表取締役の池上秀志です。


 今回は私が防府読売マラソンで失敗した理由を書いてみようと思います。本当はわざわざ記事にするのも言い訳めいていてやめておこうと思ったのですが、ありがたいことにウェルビーイングオンラインスクールの受講生の方から「どうして上手くいかなったのか書いて欲しい」とのリクエストを頂きました。本当はもっと早く書くつもりだったのですが、実は防府読売マラソンの前からある有料会員様より本を一冊書いて欲しいと言われていたので、そちらを先に書いており、すっかり遅くなってしまいました。


 改めて、私がどうして防府読売マラソンで失敗したのか、私なりの感覚、そして私のコーチであるディーター・ホーゲンからのコメントも交えて書かせていただこうと思います。


 さて、今回の防府読売マラソンに向けての練習を始めたのはおよそ3ヶ月前です。その前は基礎練習をしていました。去年の3ヶ月でのベルリンマラソンでのオーバートレーニングで完全に体を壊しながら、少しずつ少しずつ戻していきました。頭がフラフラして、キロ5ですら、走れなかったり、ひどい時は気を失ったこともありましたが、その症状が出る日が徐々に減っていきました。最後にその症状が出たのはマラソンの11週間前でそれ以降は頭がフラフラする症状は出ませんでした。


 それまでもその時々でできる基礎練習をコツコツと積み重ねることができていたので、マラソントレーニングにはスムーズに入っていくことが出来ました。400m20本と40km走では人生でもベストなワークアウトをこなすことも出来ました。一つ気がかりだったのは、インターバルも速いペースでいけている、距離走も速いペースでいけている、主観的な疲労感もそれほどない、それにもかかわらず1キロ3分から3分5秒くらいのレースペースが充分に楽には感じられなかったことです。もちろん、インターバルではそれよりも速いペースで行っているわけですから、楽といえば楽なのですがマラソンは42kmです。それをイメージした時に、充分楽とは感じられませんでした。


 ですが、全ての練習で楽に感じられなかったわけではありません。一度疾走区間の合計が16kmになるインターバルをしたのですが、その時は2:59-2:57/kのペースでマラソンをイメージした走りが出来ていました。しかもそれはマラソンの5週間も前です。ところがその後、マラソンが近づいても同じような感覚は持てませんでした。勿論、頑張れは1キロで2分50秒を切ることはできました。でも感覚的にこれでマラソンでもいけるという力を使わずに1キロ3分から3分よりも少し遅いペースで走るという練習はできませんでした。


 一度できたことが何故できなくなったのか?勿論、オーバートレーニングだからです。私は予定していたいくつかの練習を変更して、修正を図りましたが、結局レースの日までに戻すことが出来ませんでした。そして、今から思えばですが、そんな状況の中で40km走と35km走でこれまでには出来なかった練習ができてしまったこともさらに状況を悪くしていたと思います。私としては「これだけ脚が重い状態で、これだけの内容を、この疲労感で出来ているんだから力がついたな」と思っていました。「力がついた」のは間違いないでしょう。ただ、レースから1ヶ月を切った段階で、オーバートレーニングの状態から一度回復していたとはいえ、今までにやったことがないほどの負荷をかけたのは結果論としては、完全に誤りでした。結局、最後の最後まで脚の重さが取れないままレースを迎えることになってしまいました。


 四日前の10キロ走では、ちょっと体が重くてあまり状態が良くないなとは思っていました。ただ、トータルでの練習はしっかりと出来ていましたし、脚が重い状態でもしっかりと体を動かすことが出来ていました。練習は一人でやるので、単独走にも不安はありません。集団の力を借りながら、もし状態が悪ければ早めに集団から離れて3:10/kで一人でおしていこうとは思っていました。ついていけるところまでついていくのではなく、早めに離れて、ゴールまで3:10/kで走りきれるところ