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昨年の今頃ウェルビーイングオンラインスクールを受講された二人の行方

 ちょうど昨年のこの夏の時期、ウェルビーイングオンラインスクールの新規受講生様を募集しました。


 その時にご受講くださった方のうち、本日はある二人の方を紹介させてください。


 その方々は、昨年夏に受講された時点から、ほんの数ヶ月から半年程度で、もはや受講時点の走力は嘘のように劇的に伸びたのです。文字通り、たった1シーズンを終える頃にはまるで別人になったということですね。


 それでは、お一人ずつ紹介させていただきます。


1人目:横地雅和様(40代男性)

 横地さんは、昨年(2024年)の初め頃からランニングを開始されました。

 

 当初は2kmを走って筋肉痛だったという状態で、まあランニング初心者の時点では良くある状態だったわけですね。


 そんなところから出発して、とりあえず半年ほどは池上や私の講義動画やYouTube動画、メルマガをご覧いただいたりしながらトレーニングを積まれました。


 特に中強度走に集中的に取り組みながら練習量を徐々に増やされ、その結果として昨年の7月時点で5000mは19分43秒、10000mは42分4秒まで記録を伸ばされました。

 

 ここまででも十分すごい進化ですが・・本当の劇的進化はその先です。

 

 更なる記録の向上のために、意を決して8月にウェルビーイングオンラインスクールを受講をされ、たった2ヶ月後のことでした。

 

 10月末時点で、5000mは18分15秒、10000mは39分50秒となり、さらには練習でも20kmをキロ4分10秒で走れるほどになられました。

 

 7月時点では10kmを本気で走って42分4秒(=4分12秒/km程度)だったところから、たった2ヶ月後には、練習で一人で走って同じペースでその倍の距離を走れるようになられたのです。このご報告をいただいた時は正直、かなりびっくりしました。


 この時点で横地さんは、3月に控える名古屋シティマラソンで、ハーフマラソン1時間25分を現実的な目標として考えられるようになり、そこに向けてさらに本格的にトレーニングを積むこととなりました。

 

 そこからさらに2ヶ月(2024年12月)。

 

 横地さんはさらに進化しました。1km4分のペースであれば、12km程度は少し余裕を持って終えることができ、翌日に問題なく中強度の練習(15kmを1km4分10秒程度のペース)ができる程度にまで成長されました。

 

 これくらいの練習が中強度でできるなら、ハーフマラソンで1時間25分はかなり現実的です。もっと言えば、そこからマラソン練習をやればサブ3達成などもかなり速いでしょう。


 これは声を大にして伝えたいことなのですが、やはり先に基礎スピードを鍛えていく方面から行く方が絶対に速いです。例えば、マラソンサブ3をしたいと思った時、そのために最低限必要な基礎スピードとして5kmで19分15秒は欲しいです。


 サブ3ということは1kmあたり4分15秒なので、5km換算だと21分15秒。そこからできれば5kmあたり2分は余裕が欲しいので、単発で5kmを走れば19分15秒では走れていたいのです。


 横地さんは、まずは練習量を地道に増やし、中強度に丁寧に取り組み、そして5kmと10kmのタイムを伸ばすことから始められました。そして、先に5kmで18分15秒まで到達されたわけです。


 こうなると、マラソンをしてもサブ3はすでに可能性があります。逆に言えば、5kmで19分15秒、最悪でも19分30秒、最悪の最悪でも19分45秒は切れていない状態だと、少なくともそのシーズンでサブ3は狙えません。


 横地さんは先に5kmや10kmを走れるようになり、そこから次はハーフという段階を経て目標を立てて取り組まれたので、その辺りのアプローチがとても速かったのです。そして、12月時点では、その年にランニングを始めた人とは思えないほどにレベルアップされました。

 

 この時点でご本人からも、以下のようにメッセージをいただいていました。

 

ーー本人メッセージ(2024年12月末にいただいた年末のご挨拶)ーー

 

 本年は大変お世話になりました。

 

 色々と学ばせていただき、充実したランニング生活を送れるようになりました。

 

 今月の月間走行距離は320kmとなり、内容も中強度のトレーニングだけでなく、クロカンや登坂走、syokoトレーニングなどを入れることができ、しっかりと強度を落とす週を作ることもできました。

 

 メインの中強度の質も少しずつ上がっており、最後ペースを上げることもできており充実したトレーニングが積めております。

 

 ランニングを始めてちょうど1年になりますが、最初は2kmを走るのがキツく、筋肉痛の日々を過ごしていたのが懐かしく思います。

 

 ここ最近の3か月は月間走行距離が300km走れているのですが、練習を行える幅が広がっているように感じます。

 

 1km4分のペースであれば12km程度は少し余裕を持って終えることができ、翌日に問題なく中強度の練習(15kmを1km4分10秒程度のペース)ができる程度にまではなってきました。少しずつ中強度のレベルが上がり、走ることが楽しめているのも深澤さんや池上さんのおかげです。

 

 ウェルビーイングで学ばせていただき良かったです。感謝しております。

ーー


 そして、 年が明け・・・


 その後横地さんはどうなったか?


 正直、年末の時点で私は名古屋では80分も切れるかもしれないなと思っておりました。非常に順調にトレーニングがこなせていて、できることのレベルもどんどん上がってきていたこと、また、中強度感覚で1km4分10秒で15km走れるなら、レースになればあと6kmを4分ペースを切って走るのは不可能ではないからです。

 

 しかし、事はうまく行かないものでした。年が明けてから横地さんはアキレス腱を一時期痛めてしまい、トレーニングが途切れてしまいました。

 

 痛みは2週間少々続き、トレーニングにも影響が出てしまいました。


 ただ、不安は抱えつつも焦らずに冷静に対処され、無事に痛みが癒えてきて、大きなトレーニング計画の変更はなく3月の本番を迎えることができました。


 結果としては、目標であった1時間25分を大幅に切る、1時間21分42秒というタイムでゴールされました。

 

 繰り返しになりますが、横地さんはランニング自体を始めたのが昨年(2024年)からです。陸上経験はありません。40代の一般男性のランナーさんです。

 

 ランニングを始めた昨年の年明けは2kmを走って筋肉痛だった、そんなところから出発して、半年後にウェルビーイングオンラインスクールを受講され、本格的に勉強されながらトレーニングを開始してからはもう、あれよあれよという間に走力が伸び、年明けに故障がありながらも当初の目標を大幅に超える記録を出されました。


 なんなら、レースを迎える前は1時間25分どころか、1時間20分も視野に入れておられたようです。


 実際、レース後にいただいたメールでは

 

「走力を伸ばせたのはいつもお世話になってるウェルビーイングオンラインスクールで学ばせていただき、丁寧に質問にもお答えいただける環境のおかげです。いつもありがとうございます。

 

 先日、webでやり取りさせていただいた日に、私のトレーニングはテンポランにしていたのですが、スピード面の仕上がりだけでもと思い、5000mにしたんです。

 

 これが良かったのか19分10秒で走り切れて、3月2日の刺激練習で10kmテンポランにしたら39分ジャストで比較的余裕をもってできた時に、ある程度いけると感じました。

 

 そこで当日は攻めようと思い、レースを進めました。

 

 一つだけ反省すべき点は、80分切りのイメージを持てていなかったことですね。

 

 15キロのところで、もしかしてとは感じてはいたので、少しでも意識できていたら結果はもう少し良かったのかもしれません。」

 

 と、おっしゃっていました。


 この横地さんの素晴らしいのは、学んだ理論をしっかりとご自身のトレーニングに落とし込まれていて、着実に実践し、ものにされているという点にあると思います。

 

 これができると非常に再現性が持てます。再現性があるからこそ、その後も何度も同じことを繰り返しながら記録を長期的に伸ばしていけるでしょう。

 

 なお、ハーフが81分ということは、普通にマラソン練習が積めたらすでにサブエガも視野に入ります。

 

 恐るべき成長率ですが、一年でこれだけの劇的成長を見せながら

 

「もう少し行けたかも」

 

 という感触を掴んでおられるのは、私も驚きました。


 ウェルビーイングオンラインスクールでの劇的成長を見事、たった4ヶ月程度で実現されていて私もその成長速度には驚くばかりですが、大変嬉しいことです。

 

 次はフルマラソンも視野に入れて取り組みをされていますので、これからのご活躍も本当に楽しみです。昨年の夏のご受講から、大きく走力も見える世界も変えていただけて本当に嬉しいです。



二人目:中野誠二様(50代男性)

 同じく昨年の8月にウェルビーイングオンラインスクールにお申し込みいただいた

中野さんも、その後半年間で驚くような伸びを見せました。

 

 本当に、ビビるくらいの劇的成長率でした。

 

 例えるなら、このAIブームの数年でアメリカのエヌビディアが見せた株価成長みたいなものです。

 

 なお、中野さんのお申し込み前のご状況はこんな感じでした(昨年7月時点)

 

・陸上未経験

・月間走行距離は200km

・サブ4がやっと

・練習1:20kmをキロ5分20秒で走る

・練習2:400m×7やたまに坂道練習

 

 ご受講される前はトレーニングパターンも多くなく、みっちり土台を作るということはそこまで意識されてこなかったようでした。

 

 その後ご受講いただき、トレーニング理論を一通りご理解いただき、私に練習を色々とご相談くださいました。

 

 ご受講された時点での中野さんの目標は、2月9日の愛媛マラソンでサブ3.5をするということでした。

 

 昨年の7月時点では20kmを5分20秒、つまりレースペースにはまだ足りないくらいでの練習で精一杯だったところから始まり、その後8月に受講され、9月から11月まできっちり丁寧な土台作りに取り組まれました。

 

 変化は、早速訪れました。

 

 土台作り後半にさしかかる11月10日には、30kmを5'06平均ペースで実施されており、その後12月に入っても32kmを5'19"/km平均ペースで、35kmを5'05"/km平均ペースで普通に実施できるようになりました。

 

 さらにはそれだけトレーニングを積んでいる最中でも、ハーフマラソンで1時間36分と従来から5分ほどベスト更新されました。

 

 何よりすごいのが、その頃(受講から3ヶ月後)には、普通に日々の中強度を10~15kmの範囲で4'40"/kmあたりでこなしておられるということです。

 

 そして、中野さんからとても嬉しいお言葉が・・・

 

「ウェルビーイング受講までキロ5分がやっとでしたが、3ヶ月でここまで速くなるとは感謝を超えて脅威を感じております。

 

 来月で54歳になります。50歳からランニング始めて,フルマラソンも2回しか走ったことがないですが,まだまだ伸びしろがあると信じて邁進していきます!

 

 受講して本当によかったです。今後とも宜しくお願いします。 

 サブ3も夢ではないかなぁ。」

 

最後の「サブ3も夢ではないかなぁ」

 

 受講された時はおそらく、サブ3.5を見ておられたことでしょう。

 

 しかし受講後3ヶ月後には明らかに中野さんの視界には「サブ3」が入ってきました。

 

 これって、すごいことです。3ヶ月前には考えもしなかったタイムを自然に目指されるようになった。

 

 ウェルビーイングオンラインスクールのご受講が中野さんの世界を変えた、、は大袈裟かもしれませんが、ただ、こうなってくるととにかく走ることが楽しくて仕方なくなりますし、何より今日走る意義が明確になるので、トレーニングにもより一層身が入ります。

 

 これは、これまでに受講されてタイムを劇的に伸ばしてこられた方みなさんがおっしゃるのですが、走力が伸びるのもそうだけど何よりその過程で自分に自信がついてラン、ひいては人生が楽しくなった。

 

 もしかしたら中野さんも、そういう状態になってこられたのではないか?

 

 と勝手に期待してしまいました。


 中野さんはその後、年が明けて最後の追い込み期間では、38km走や40km走をほぼサブ3.5ペースで完遂されました。愛媛マラソン当日は3時間20分切りを目指して前半から攻めて走られましたが、結果としては残念ながら3時間43分となりました。ただ、自己ベストからは10分以上更新となりました。


 結果としては悔しいものとなったものの、そこまでに積み上げてこられた内容を見ると間違いなく3時間20分は切れる内容でしたし、何より重要なのは一つのレースから逆算してやるべきことを組み立て、実践するという一連の流れを頭で理解し、体で覚えることです。


 これができれば再現性が生まれます。すると、何度でも同じことができます。


 うまくいった一連の流れを、次はもう少しレベルを上げて取り組むことができれば、基本的にはもっと高いところへと行けるわけです。中野さんはこの一連の流れを通して、次は3時間20分を超えてこられるだろうと私は確信しております。


 一応、もう一度振り返りますが、中野さんは言ってもその一年前はサブ4がやっとだったんです。それが、3時間43分でも練習より遅かったー、と言えるレベルになったのです。見える世界は明らかに変わったと思います。


 この取り組みで自信をつけられた中野さんは、今も次の目標に向けて日々トレーニングに励んでおられます。ランニング人生が変わり、更なる高みへと取り組まれる中野さんのこれからのご活躍がとても楽しみですね。


ランの質も、人生の質も変わる

 今日ご紹介したお二人のランナーの方は、去年の夏のご受講以来、たった半年も経たずにランの質が変わりました。その結果、目指すレベルも変わり、より前向きに高みへと向かって取り組まれるようになりました。


 事実、毎回のトレーニングのご報告からエネルギーを感じるのです。本気で目標に向かった努力する人のエネルギーって本当にすごくて、文面からもしっかりと伝わるのです。 


 そして私自身、ウェルビーイングオンラインスクールを受講して明らかにランの質が変わったし、その結果人生の質も変わりました。

 

 ウェルビーイングオンラインスクールはトレーニング編・リカバリー編・マインドセット編の三部構成で、近日これに新たに「人間編」が追加され、四部構成になります。


 現時点で総再生時間30時間分、リニューアル後は40時間超のオンラインスクールとなります。

 

 そして、ウェルビーイングオンラインスクールはただ動画を受けて終わり、というやり方ではなくて、個別のケースに対応するため無料メールサポートがついています。

 

 要するに、講義にてベースの考え方や理論を理解した上で、個別の細かいケースにもプロが対応するということです。

 

 記録が伸びないわけがありません。

 

 ただ、無料メールサポートもかなり数が増えているため、今は新規受講生様の募集を年に数回に限定しています。

 

 その募集機会が7月26日に迫ってきました。7月26日(土)に10名様限定で、新規受講生様を募集させていただきます。

 

 この7月26日の機会を決して逃してほしくはありません。なぜなら、今はマラソンシーズンに向けた土台づくりの時期であり、この時期から取り組めば、今回紹介したお二人のように次のマラソンシーズンから早速大きな飛躍ができる可能性があるからです。

 

 ですので、次のシーズン、本気で劇的に記録を伸ばしてシーズンが終わる頃には絶対に見違えるような記録を出していたい・・


 そう思われる方は必ず今回の募集で、ウェルビーイングオンラインスクールにお申し込みください!


 ウェルビーイングオンラインスクールの詳細は、下記よりご覧ください!

 

 

ウェルビーイング株式会社副社長

らんラボ!代表

深澤哲也



P.S

 最近もまたある受講生様から「もっと早くに申し込んでおけば良かった」とのお声を頂いております。これ、本当に冗談抜きでもう5年間言われ続けております。迷われている方は迷わずにウェルビーイングオンラインスクールにお申込み下さい。


 ウェルビーイングオンラインスクールの詳細は、下記よりご覧ください!

 

 

 
 
 

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ランニング書籍

講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

​ウェルビーイング株式会社副社長
らんラボ!代表
深澤 哲也

IMG_5423.JPG

経歴

中学 京都市立音羽中学校

高校 洛南高校

↓(競技引退)

大学 立命館大学(陸上はせず)

​↓

大学卒業後

一般企業に勤め、社内のランニング同好会に所属して年に数回リレーマラソンや駅伝を走るも、継続的なトレーニングはほとんどせず。

2020年、ウェルビーイング株式会社の設立をきっかけに約8年ぶりに市民ランナーとして走り始る。

感覚だけで走っていた競技者時代から一変、市民ランナーになってから学んだウェルビーイングのコンテンツでは、理論を先に理解してから体で実践する、というやり方を知る。始めは理解できるか不安を持ちつつも、驚くほど効率的に走力が伸びていくことを実感し、ランニングにおける理論の重要性を痛感。

現在は市民ランナーのランニングにおける目標達成、お悩み解決のための情報発信や、ジュニアコーチングで中学生ランナーも指導し、教え子は2年生で滋賀県の中学チャンピオンとなり、3年生では800mで全国大会にも出場。

 

実績

京都府高校駅伝区間賞

全日本琵琶湖クロカン8位入賞

高槻シティハーフマラソン

5kmの部優勝 など

~自己ベスト~

3,000m 8:42(2012)
5,000m 14:57(2012)
10,000m 32:24(2023)
ハーフマラソン 1:08:21(2024)

​マラソン 2:29:44(2024)

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