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執筆者の写真秀志 池上

新講義動画「5000mのトレーニング研究」作成中

 皆さん、こんばんは!


 本日は新講義動画のお知らせです。


 と言っても、まだ完成しておりません。現在作成中の新講義動画「5000mのトレーニング研究」についてちょっと紹介をさせて頂きます。


 こちらの講義を作成しようと思った理由は、意外と5000mで結果を出すための正しい知識がまだ伝わっていないかなと感じたからです。


 これは別に巷で言われるような「5000mで記録を出すには1000m5本さえやっておけば良い」みたいな情報が間違っているとかいうそういう話ではなく、私のユーチューブをご覧頂いている方の中でも自分自身のトレーニングに応用するところまでいっていないなということを感じたからです。


 基本的にトレーニングで重要なことは応用がきくような理論や理屈が理解出来るかどうかです。


 一人一人現在の走力も違う、走歴も違う、家庭環境も違う、仕事のスケジュールも違う、練習場所も違う、練習環境も違う、体調もその時々によって違う、こういった環境の中で自己ベストを目指していく訳なので、応用が効くような理論や理屈が理解できていないとダメなのです。


 逆の言い方をすれば、画一的にこういう練習をやれば良いというようなものは存在しないということです。


 つまり、5000mで自己ベストを更新するためにはこの時期にはこういう条件をクリアしておかなければならず、この条件をクリアするためにはこういう方法もあるし、こういう方法もあるし、こういう方法もある、この中から自分に合う方法を見つけていくというような手段を見つけていく訳です。


 この応用が効くような理屈の部分が分かっていないとなかなか自分に合う練習計画が立てられていないなという印象です。


 それから、市民ランナーの方の多くは一人で練習されています。私も一人で練習することが非常に多いのですが、1人で練習するとなった時にある程度コンスタントに確実にこなせる練習を設定したいのです。


 更に言えば、仕事終わりや仕事前の早朝でも一人で確実にこなせるような練習を考えたいのです。


 これを考えないと現実的には反復することが出来ません。そして、反復することが出来ないから力がつきません。


 しかしながら、負荷が低すぎても当然自己ベストというのは出ません。


 今回はある程度反復しなければ力がつかないので、1人でもコンスタントにやれるような練習内容を考える必要がある一方で、あまりにも負荷が低すぎると結果が出ないという矛盾を解決する方法をお伝えさせて頂きます。


 もう無駄に苦しむ練習はやめませんか?


 実際のところ、多くの方がインターバル=限界まで追い込む練習だと思っています。でも、それはなかなか一人ではコンスタントに出来ません。


 なので、平日は一人で軽くジョギングをする、そして週末は練習会に参加してその練習が今の自分に必要かどうかを考えることもなくがむしゃらに追い込む、あるいはとにかくレースが最高の練習とばかりにとにかくレースにエントリーする、あるいはもっと単純に「自分はスピードが無いから」と5キロのような短いレースの種目は敬遠するといった事態に陥っています。


 これではなかなか5キロや5000mのレースが楽しくないでしょうし、記録も伸びていきません。誰が苦しい想いをするだけして、記録が出ない状態に満足するでしょうか?


 そして、5キロの走力が向上しないとフルマラソンの走力も向上していきません。フルマラソンの記録はほぼ5キロの走力によって目指せる記録の範囲が決まります。


 もちろん、5キロの走力が同じくらいでもマラソントレーニングの出来次第によって記録は大きく変わるのですが、ある程度は5キロの走力で目指せる範囲が決まります。


 例えば、5キロが21分ちょうどでしか走れないのにサブスリーを達成することは無理です。まず無理です。


「中年以降はスピードがなかなか出せない」


といった悩みを抱えておられる方も結構な割合でいらっしゃいますが、もしもその「スピード」というのが5キロの走力のことであるのであれば、ご安心ください。


 中年ではなくても中学生や高校生であったとしても正しいやり方を知らなければ速くはならないのですから。


 逆に、正しいやり方を知っていれば中年以降でも走力は伸びます。


 今回の講義は正直面白いです。私も自分で面白いなと思いながら作成しました。


 何故、面白いのかと言うとそれだけ5000mのトレーニングを深堀し、様々な資料を掘り起こしてそれらも参照しながら講義を作ったからです。


 今回の講義は正直概論ではありません。満遍なく基礎をおさえる、なんとなくイメージを掴んでもらうというよりは、もっと掘り下げて学びたい、真理を探究したい方の為の講義動画です。


 ですので、受講費も税込み11000円とやや高めに設定させて頂きます。


 ですが、今回はそれだけ専門性の高い内容にさせて頂きました。今回は私も「難し過ぎて分からない」とか「池上さんのユーチューブを普段から見ている人じゃないと理解出来ない」とかそういったクレームが来ない前提で作成しているので、とても楽しかったです。


 つまり、本当に5000mのトレーニングを深堀したい方の為に作成しているので、正直まだ池上歴が浅い方には難しい内容になっています。


 万が一、講義を受講した後で「自分にはまだ早い、さっぱり理解出来なかった」という方には全額返金させて頂きますので、ご安心ください。


 ただ、今回は申し込みの時点である程度対象者を絞らせて下さい。今回は自分で自分のことをある程度池上色に染まっており、ある程度難しい内容でも自分ならついていけるだろうという方対象の講義で、間違っても「もう難しい理屈は良いから要点だけ教えてくれ」と言わない方の為の講義動画です。


 今週の金曜日か土曜日にリリースさせて頂きますので、引き続き情報をお待ちください。


ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

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ランニング書籍

講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

​ウェルビーイング株式会社副社長
らんラボ!代表
深澤 哲也

IMG_5423.JPG

経歴

中学 京都市立音羽中学校

高校 洛南高校

↓(競技引退)

大学 立命館大学(陸上はせず)

​↓

大学卒業後

一般企業に勤め、社内のランニング同好会に所属して年に数回リレーマラソンや駅伝を走るも、継続的なトレーニングはほとんどせず。

2020年、ウェルビーイング株式会社の設立をきっかけに約8年ぶりに市民ランナーとして走り始る。

感覚だけで走っていた競技者時代から一変、市民ランナーになってから学んだウェルビーイングのコンテンツでは、理論を先に理解してから体で実践する、というやり方を知る。始めは理解できるか不安を持ちつつも、驚くほど効率的に走力が伸びていくことを実感し、ランニングにおける理論の重要性を痛感。

現在は市民ランナーのランニングにおける目標達成、お悩み解決のための情報発信や、ジュニアコーチングで中学生ランナーも指導し、教え子は2年生で滋賀県の中学チャンピオンとなり、3年生では800mで全国大会にも出場。

 

実績

京都府高校駅伝区間賞

全日本琵琶湖クロカン8位入賞

高槻シティハーフマラソン

5kmの部優勝 など

~自己ベスト~

3,000m 8:42(2012)
5,000m 14:57(2012)
10,000m 32:24(2023)
ハーフマラソン 1:08:21(2024)

​マラソン 2:32:18(2024)

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