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神戸マラソン直前の体調不良の原因とそれに対する悪あがき全て

 こんにちは、深澤です。


 想像してみてください。もしあなたが本命のレースに向けて、数ヶ月かけて良い準備ができた時、直前になってまさかの体調不良に陥ってしまうという状況を。


 夏の暑さに負けずに走り込み、秋口のレースや練習では調子の上昇を感じつつ、ついにやってきたこの時期の本命レース。普通に走れたら、自己ベスト更新は間違いないかなと思えるくらい順調にきている。あとは疲労を抜いてレースのその日を待つのみ。


 そんな状況の中で迎えたある朝。起きたら体がだるい・・まさか。信じたくはない。そう思いながらベッドを出て着替え、シューズに足を通す。いつも通りの練習をこなすも、明らかにいつもよりしんどい。いや、まさかな。嘘だと言ってくれ。


 悲劇はいつだって突然にやってきます。あれだけ順調に準備ができたはずなのに、レースの5日前になって急に体調が悪くなる。その現実を受け入れたくないと思うのは、きっと私だけじゃないはずです。


 そう、これは私自身につい最近起こった悲劇なんです。


 私は11月16日に神戸マラソンを走ってきました。ここに向けたトレーニングは順調で、普通に走れば2時間27分前後では走れているはずの練習ができていました。しかしながら、レース5日前にまさかの体調不良に陥ってしまい、ベストなコンディションでレースを迎えることが難しくなってしまったのです。


 レース前日までは本当に、出場するかどうか迷うレベルのしんどさでした。しかしながら、私は諦めませんでした。やれることを全てやって、結果的にレース当日はスタートラインに立ち、2時間32分6秒というタイムでなんとか完走することができました。


 このタイムは自己ベストでもありませんし、やってきた練習から考えると満足とは言えません。ですが、最後まで諦めずにやれることをやって、スタートラインに立てるだけの状態に持ってくることができたことは誇りに思っています。


 では私は5日前に体調不良になるという絶望的な状況から、いかにしてスタートラインに立てるだけの状態に戻したのか?今日はそれを叶えるために行った最後の悪あがきを全てお話しします。


状況整理

 まず、今回の状況に至るまでの経緯と背景を整理します。


 今年の私は体調不良に苦しめられ続けてきました。まず、今年に入ってからずっと毎月一回必ず体調を崩してしまうという状況が続いていました。少し練習強度を上げたらすぐに体調を崩すのです。そして、6月から8月にかけては3ヶ月間にわたって断続的ではありますが体調を崩し続けていました。


 これらの体調不良は、もちろん毎回若干症状は違うものの、ほぼ共通していたことがありました。それは「熱はないけれどとにかくだるい」「頭がぼーっとする」「走るとめまいがする」この三つです。


 まず、熱が出たことはほとんどありませんでした。7月に体調を崩した時は、咽頭炎だったため一瞬だけ熱が出ましたが、それ以外は全部熱はありませんでした。熱はないけれど、熱がないのが信じられないくらいのしんどさを伴うのです。


 そして次に、頭がぼーっとするのです。思考力も働かず、やる気が出ませんでした。私の意思とは関係なく、思考力ややる気を奪われてしまい、ひどい時は仕事も手につかなくなりました。


 最後に、走るとめまいがするということです。走っていない時もやや平衡感覚が失われ、頭がフラフラする感覚があり、走ると完全に目眩のような症状が出てきました。ペースをどれだけ落とそうが、目眩がしてしまうので走ること自体が困難でした。


 そういう症状が毎月必ずやってくるのです。そして、毎回少なくとも1週間は引きずっており、長い時は3週間程度引きずってしまいました。


 私はお酒も飲みませんし、一般的にみて不摂生はしない方だと思います。明らかに変だと思って病院に行くのですが「ちょっとお疲れなのでしょう」で終わってしまい、具体的な処置はされず。そんな状況が続いていました。


 この誰にもわかってもらえない謎の不調が毎月のようにやってくることの精神的な辛さは、結構なものでした。


 しかし、それがおさまったのは今年の8月後半のことでした。6月から8月前半にかけて私は3週間ほど走れなくなる体調不良を二回起こしてしまったのですが、8月中旬から体調が好転し、そこからは体調を崩さなくなりました。


 そのおかげで8月後半、9月はしっかり走り込むことができ、9月には社会人になってから最多の月間681km走り込むことができました。


 そして10月も調子は崩さず、ハーフマラソンでは70分43秒までタイムが戻ってきて、途中一度検査での入院を挟んだものの、10月下旬には練習でフルマラソンを走って2時間37分で余裕を持って走破できました。


 11月に入って最後の刺激練習として、5000mレースに出場すると、これまたかなり余裕を残して社会人公認PBとなる15分30秒で走破できました。


 紆余曲折あったけれど、神戸マラソンでは普通に走れば2時間27分±2分では走れるだろうというくらいまでは仕上がりました。私は神戸マラソンをとても楽しみにしていました。


 しかし、悲劇はそこからでした。レース5日前にあたる11月11日の火曜日、朝起きると明らかに体のだるさを感じました。


 「いや、、まさかな、、、」と思いつつ、気のせいかもしれないと思い込み(そう思いたかった)、とりあえず外に出て予定通り16km低強度走を実施しました。


 一応走れるくらいのしんどさレベルだったので、良くも悪くも練習できてしまったのですが、問題は終わってからでした。明らかに悪寒がして、午後になると体調が明らかに悪くなってきました。


 そして、いつもの三重苦の症状のお出ましです。「熱はないけれどとにかくだるい」「頭がぼーっとする」「走るとめまいがする」フルコンボでした。


 正直、この症状が出てきた時はもう神戸マラソンは終わったかもしれないと思いました。なぜなら、これらの症状が出たときは例外なく1週間以上は復活まで時間を要したからです。大事をとってその翌日に予定していた最終刺激の5km走はカットし、完全休養にしました。しかしそれでも体調はあまり良くはなりませんでした。


 完全休養にしたことで走る時間がなくなった上、頭が働かないので仕事もほぼやりませんでしたから、この日は時間が余りました。何かヒントになることはないかなと色々調べたりしたのですが、この時ふと思いついたものがありました。それがちょうど昨日から新たに販売している「疲労とは何か?」という新講義動画でした。


 確認のために事前に私の手元に送られてきていた講義動画のデータを開き、改めて受講していました。すると、私の謎の体調不良の本当の原因がわかったように思いました。その原因とは「慢性疲労」です。


 つまり、この一連の体調不良は、昨シーズン、場合によってはもっと前から積み重ねた少しの無理が慢性的に疲労として蓄積し、それが警告として表に出てきている結果なのではないか?ということです。熱はないけれどだるいとか、集中力や思考力が働かないとか、やる気が出ないとか、そう言った症状についてもこの講義の中でバッチリ解説されていまして、ああ、自分はおそらく完全なる慢性疲労にやられてしまっているのだなとわかりました。


 6月から8月にかけては、皮肉にも度重なる体調不良のおかげでまとまった期間休むことができたので、そこで少し回復した分でこの9月から11月までは体調を崩すことなくやってこられたのでしょう。ただ、この3ヶ月でまた疲労を溜めつつ、さらにそこに何らかのきっかけが入ったことで、今回レース直前のタイミングで運悪く発症してしまったのだと思います。


 そのきっかけはわかりませんが、考えられるのは過労、ウイルスあたりです。まず、今回体調を崩すちょうど前の週がとても忙しかったです。私の新しい講義動画を作成することの他、練習会や仕事の外出の予定が色々重なっており、睡眠時間がかなり少なくなってしまっていました。


 また、トレーニングに関しても最後のハードな練習が入っていたりして、完全に体のキャパオーバーだった可能性があり、疲労でパンクしたことで体調不良を発症した可能性があります。


 もしくは、このタイミングでウイルスが入り込んで、疲れていることで抵抗力がなく、体調不良の引き金を引いてしまった可能性も考えられます。


 いずれにしてもレース2週前くらいのタイミングでの忙しさと睡眠不足から、それまでなら処理できていたレベルの疲れが処理し切れなくなり、体調を崩したのだと思います。


 ここから言えることは、やはり仕事が忙しいタイミングや、睡眠時間が思うように確保できないタイミングでは、トレーニングの負荷もそれに応じて下げる必要があるということです。多くの方はトレーニングによる疲労と、仕事による疲労は別物と考えがちですが、人間の体はそこまで機械的にできていません。疲労に対する許容量というかキャパシティというのは、大きなキャパが一つあって、それをトレーニングや仕事で取り合っているのだと思います。


 わかってはいたはずのことですが、新講義もなるべく早くお届けしたい、でも仕事の予定が詰まっている、トレーニングもレース前で大事な時だから、しっかり消化したい、そんな風にあれもこれもと欲が出て、うまく負荷をコントロールできなかったことが今回の体調不良の根本的な原因だったと思っています。


 それをちょうど「疲労とは何か?」の講義を見たことで、改めて気づくことができました。この講義のおかげで感染症ではなく、体内の慢性疲労からきている線が怪しいと目星をつけることができたので、それに対する対応は「疲労を抜くこと」でした。


 そして、疲労を抜くと言ってもいくつかの分類ができると考えました。まずは神経疲労をとること。つまり自律神経の乱れをできる限り整えることです。そうすることで適切に交感神経が優位の頑張るモードと、副交感神経が優位のおやすみモードを切り替え、おやすみモードの時に体が回復できるようにしようと考えました。


 そして、単純に筋肉疲労などの肉体的疲労をとることです。心と体は思っている以上にリンクしていますから、体がダメージを負っていると心(神経系)にも影響します。ですので、引き続き肉体的疲労を抜くことにも注力しました。


 それを踏まえた上で私が神戸マラソン直前に行った最後の悪あがきを、この先では簡単に紹介していきます。


神戸マラソンに向けてやった最後の悪あがき

 ここからは神戸マラソンに向けて行った最後の悪あがきを順番に紹介していきます。


 まずは「睡眠時間の確保」です。やはりこれが最も重要で、可能な限り睡眠時間を多くとることを心がけました。


 睡眠時間を多く確保するためには、すなわち生活リズムから変えていく必要があります。やれることは全てやろうということで、夜寝るところから逆算して、食事の準備や家事などを徹底して早めました。私は体質的に何時に寝ても朝の8時に目が覚めてしまうので可能な限り早く寝られるように生活を変えました。


 加えて、睡眠の質も高めるように心がけました。つまり、寝る時にいかに深く副交感神経優位の状態にできるか、ということを考えました。


 具体的には、まずはブルーライトの遮断をしました。事務所に電子機器類を置いて帰るようにし、自宅に電子機器を持ち込まないようにしました。そうすることで眠る前数時間はずっとブルーライトを浴びることなく、不必要な交感神経の刺激を抑えました。


 そして、瞑想をしました。具体的には、目を閉じて5秒息を吸って、5秒止めて、15秒かけて吐き切る、ということを5分くらい繰り返します。そしてこれを三型池上機を当てながら行うことで、より深い副交感神経モードに入ることができました。これをやると本当に深い眠りに入りやすく、翌朝の目覚めが全然違いました。


 また、睡眠時間の確保に関連して「昼寝の追加」もしました。


 私は普段から意図的によく昼寝をするのですが、神戸マラソン直前に関してはこの昼寝をより多く行いました。普段は30分程度の昼寝なのですが、先週は2時間くらい昼寝をしていました。もはや仮眠レベルですが、睡眠を追加するという気持ちで遠慮なく昼にも寝るようにしました。


 そして「仕事の負荷を落とす」ということも行いました。私は自営業なので、やりたいだけ仕事ができてしまいます。ですから、普段はしばしば無理をしていたと思います。例えば全く休みなく9月くらいからずっと働き詰めだったり、所構わずパソコンを開いて仕事してたら一日10時間以上働いていたり、そういうことがしょっちゅうでした。


 ですので、神戸マラソンの前は仕事時間を1日4時間以内に制限したり、レース前2日間は久々に休みました。一切仕事をしないと決めて、何もしませんでした。これは意外と効果があって、やはりだいぶ体が回復モードになったことで回復が促進しました。この体験から、今後強制的に週休1日は取ろうかと検討しているくらいです。


 次に「三型池上機を全身に照射する」です。三型池上機は赤外線を体に当てることで回復力を高められる照明機器ですので、これを存分に活用しました。


 そもそも私たちの体の回復は、どのようなメカニズムで起きているかご存知でしょうか?私たちは車のようにガソリンを入れたら動くわけでもなく、MacBookのようにコンセントから電気を引っ張ってきたら回復するわけでもありません。


 ではどのように回復するかというと、私たちの体内でエネルギーを生み出すことで回復しているのです。どういうことか、説明しましょう。


 まず、私たちは常に体内でエネルギーを生み出し続けています。それが活動するためのエネルギーでもあるし、回復するためのエネルギーでもあるのです。そしてそのエネルギーは、私たちの細胞の中にある「ミトコンドリア」という器官が作ってくれています。


 ミトコンドリアは、呼吸によって取り入れた酸素と、食事によって取り入れた炭水化物(=グリコーゲン)、脂質(=脂肪酸)を使って、代謝を起こすことで常にエネルギーを生み出し続けています。要するに、ミトコンドリアの働きが改善すれば、より多くのエネルギーを生み出すことができるようになるのです。より多くのエネルギーを生み出せるということは、それだけ大きく回復できるということです。


 三型池上機はこのミトコンドリアの機能を直接高める効果が期待できます。なので、これを全身になるべく広く当てることで、全身の細胞内のミトコンドリアが喜んで働いてくれるようになるので、回復力が高まるだろうという狙いです。だからこの期間は2台フル稼働で全身に光を当てまくりました。


 他にも悪あがきはまだあります。次は「交代浴、サウナ」です。


 まず、交代浴は非常に有効です。簡単にいうと、温浴と冷浴を繰り返すのです。私のやり方は、温かいお湯に1分浸かって、冷たい水に1分浸かるのを3~5set程度繰り返す方法です。これをスーパー銭湯に行って行います。温泉効果もあって、より回復力が高まると思います。


 加えて、普段はレース直前はやらないのですが、今回はサウナもしました。なぜレース直前にやらないかというと、必要以上に体内の水分が放出してしまうのを恐れているからです。レースの日はなるべく細胞内の水分量を多く保っておきたいのですが、サウナをすることで大量の発汗をして水分が失われるのが嫌なのです。


 ですが、今回に関しては自律神経の乱れによる大量不良の可能性もあるので、サウナをすることで自律神経を整えることを狙って行いました。まあ流石に何セットもやるのは良くないかなと思い、1セットだけにしましたが。これらをレース2日前に行いました。


 最後に「お灸」です。ドラッグストアで購入した「せんねん灸」を使って、あらゆるツボにお灸を据えました。


 これはめちゃくちゃ効きましたね。私個人的な考えですが、個人的にこういう謎の体調不良みたいな時って東洋医学が一番効くように思います。というのも、私たちの体の中には「気」というものが流れていて、その気の流れが悪くなってくるとどうしても何らかの不調をきたしてしまうようにできているからです。


 この気の流れを促進して、正常な状態に戻し、健全に治癒力が働くようにするというのが東洋医学の根本的な考え方で、これを「原因療法」と言います。対して西洋医学の根本的な考え方は「対症療法」です。これは昔、戦争中に軍人さんが負傷した時、なるべく早くに戦線復帰できるように負傷した箇所を治して、痛みを感じにくくして戦場に送り返すというような考え方が元となるようです。


 差し迫ったレースを直前にして、例えば足がどうしても痛いけどこのレースだけは走りたいみたいな場合は、西洋医学的な考えに従って痛み止めを服用して走るのが良いケースもあります。ですが、今回の私の場合は、根本から対処しないとこの先にも響くのは明白でしたので、東洋医学の中でも代表的なお灸という方法を取り入れてみました。


 ちなみにお灸をしたい場合はドラッグストアで普通に売っていまして、ツボについては下記のサイトがとてもわかりやすく一覧にしてくれているので、よかったらぜひご参照ください。↓


結局の原因と今回の経験から言える結論

 繰り返しになりますが、今回の結局の原因はおそらく「慢性疲労」だったと考えています。


 今年入ってからほぼ毎月一回体調不良を繰り返していたのは、実はそれぞれ独立したものではなく全部繋がっていたのではないかとみています。おそらく、ずっと抜け切らない疲労があったのではないかと思います。


 そしてこの疲労は、単純にトレーニングやレースによる疲労というよりは、仕事も含めた話です。


 基本的にずっとほぼ休みなしで働いていたことに加え、さらに大きく変わったのは、昨年から毎週末に滋賀と宝塚の往復をしていることもありました。もはや当たり前になってしまったのであまり何も感じなくなっていたのですが、土日のスケジュールは毎週かなり詰まっていて、以下のような流れが大体でした。


(ある土日の一般的なスケジュール)


・土曜日

8:00 宝塚練習会

12:00 練習会終了、滋賀へ移動

13:00 滋賀に到着、車の中でPC仕事

15:00 滋賀での練習会

18:00 練習会終了、スタバへ移動

22:00 スタバで仕事終了、夕食

24:00 就寝


・日曜日

8:00 滋賀で練習会

12:00 練習会終了、宝塚へ移動

14:00 事務所で仕事

20:00 仕事終了


*上記の合間に自分のトレーニングが入る


 大体週末はこんな感じでした。そして平日は普通に毎日事務所で仕事をして、トレーニングをして、というスケジュールで昨年からずっとやってきていたので、知らず知らずの間に疲労が蓄積してしまっていたのかもしれません。


 そして、私自身は別にそこまでしんどいと思っていなかったので、全然やれてしまったことに問題があったのだと思います。そして、何より仕事は基本パソコン仕事なので座業で、練習会やトレーニングは体を動かすため、感覚的にはお互いがお互いのリフレッシュ行為のように感じていて、ずっと休みなくやっていました。


 ですが、この考え方がまずかったのかもしれません。先ほども書いた通り、疲労というのはトレーニングだけに限った話ではなかったのです。トレーニングの疲労と、仕事の疲労が別物という考え方では、どうしてもうまくいきませんでした。


 疲労に対するキャパシティは一つであり、またそれは身体的なものと心理的なものも分かれているわけではありません。仕事の負荷や生活面における負荷も全部一つで考えなければならないのです。


 それにちゃんと気づけて、本当に理解できたのはこの体調不良になったタイミングで受講した「疲労とは何か?」という講義のおかげでした。この講義のおかげで、私自身知らず知らずの間に苦しめられていた疲労というものを正しく認識することができたので、これからはスケジュール管理ももう少し上手く組めると思いますし、もうこのように体調不良を繰り返すことも減っていくのではないかと希望の光を見出せています。


 正直もう、大事なレースの直前に体調を崩すなんて経験はしたくありません。せっかく準備してきたものが一瞬にして崩れ去っていくあの絶望感というか虚無感はもう嫌です。今回そんなことになってしまったのは、自分の疲労に対する理解が浅かったことが大きな原因だったと思っています。ですので、今後は自分の疲労との向き合い方も見つめ直していきたいと考えております。


疲労に悩まされた経験がある方へ

 最後に、私と同じように疲労に悩まされた経験がある方、もしくは今まさに疲労との向き合い方に苦労されているという方へお知らせです。


 今回私が受講して新たな知見を得た新講義動画「疲労とは何か?〜適切なトレーニング負荷の設定方法〜」は、そんなあなたのために講義と言っても良いでしょう。なぜなら、ここでは「疲労という漠然とした概念を徹底的に理論で解説してくれる」からです。


 疲労による苦しみは、イマイチ原因がよくわからないような独特の漠然とした感じがあります。お医者さんに言っても相手にしてもらえないような症状です。だからこそ、自分で正しく把握して、管理していくしかないのです。


 では、どうやったら自分の疲労を正しく把握できるのか?そのためにはそもそも疲労って何なのか?ということから正しく理解しなければなりません。


 例えば、こんな経験はないでしょうか?疲労感はないと思っていたのにも関わらず、実際レースで走ってみたら全然走れなかった。これは疲労感は感じていないけれど、実際に疲労は溜まっていたという典型的なケースです。


 そう、疲労感と疲労度は違うのです。ですが、疲労について正しく理解していないと、そういうことも見落としてしまうのです。その結果として、自分のキャパシティを超えた負荷をかけ続けてしまって、オーバートレーニングになって調子を落としてしまったり、怪我をしてしまったり、大事なレース前に体調を崩してしまったりするのです。


 そうならないように疲労についての理解を深めるのは本当に大事です。ですが、疲労というものについて本当にしっかり解説してくれている本や資料は多くはありません。なぜならそれだけ疲労というものが「ざっくり」しているからです。


 しかしながら、それでも疲労への理解を諦めなかった男が一人いました。それが弊社代表の池上秀志です。


 何を隠そう、彼自身が疲労によって競技人生で何度も泣かされてきた張本人なのです。彼はトレーニングをすればするほど走力が低下していくという経験を、何度もしました。


 考えてみてください。トレーニングするほど走力が低下するということを。そんなこと、誰が納得いくのでしょうか。当然彼も納得ができませんでした。なので、疲労って一体何なのか?それをとにかく研究し続けてきたわけです。


 そうしてかれこれ16年間が経ちました。16年、疲労について研究を重ねてきた結果、彼は疲労に関する真理に辿り着きました。それが今回の「疲労とは何か?」の約5時間の講義の中で全て語られます。


・そもそも疲労とは何か?


・そもそも生命現象とは何か?


・生理的疲労とは何か?


・疲労感とは何か?


・生理的疲労と疲労感の違い


・生理的疲労を正しく認識する方法


・事前に適切な練習の負荷=適切な疲労の度合いに設定する練習計画の立て方


 これらの内容を学ぶことであなたが得られるメリットは以下の通りです。


・効率的努力で長距離走、マラソンが速くなる


・頑張っているのに走力が低下するというリスクが低下する


・頑張っているのに走力が向上しないというリスクが低下する


・頑張っているのに故障ばかりしてしまうというリスクが低下する


・頑張りすぎて走力が長期にわたって向上しないどころか、日常生活もままならないというリスクが低下する


 そして、今回の講義を受講していただきたい方は以下の通りです。


・超効率的努力で長距離走、マラソンが速くなりたい方


・練習を頑張っているのに走力が向上しない方


・練習を頑張っているのに走力が低下している方


・故障を頻発している方


・長期にわたって体調がなんとなくおかしかったり、常に疲れを感じていたり、常に頭がぼーっとしていたり、常に鬱っぽい方


・ガーミンやアップルウォッチの出してくるリカバリータイムやHRVやボディバッテリーや「今日は休養してください」という指示を信じたり、気にしたりしてしまっている人


 こちらの講義の受講費ですが、一体いくらくらいが適当でしょうか?


 まずこちらの講義には講師の池上が15歳から研究し続けてきた16年間の学術的内容と実践を含む重みがあります。これを学んでいただくだけで、少なく見積もって10年間、多く見積もって一生分の近道が可能になるでしょう。つまり、もしここで学ばなければ一生学ぶ機会のない知識である可能性もあります。


 あなたはこの10年間から一生分の近道に一体いくらお支払いされますか?


 分割払いでも構いません。一体いくらお支払いになられるでしょうか?


 10年分と考えるのであれば、1か月1万円で計算して、120万円、1か月5000円で計算して、30年分の近道が可能になると考えると180万円になります。


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 購入手続きはとても簡単で、お支払い方法をクレジットカード、ペイパル、ペイペイ、銀行振り込みよりお選びいただいた上で、講義をお届けさせて頂くメールアドレスとお名前をご入力下さい。


 もしも、今お手元にクレジットカードがあるという方、あるいはペイパルアカウントをお持ちの方であれば、5分ほどで手続きが完了します。


 ペイペイでのお支払いをご希望の方のみ少し別の手続きが必要になりますので、こちらをクリックして問い合わせページより「疲労の講義、ペイペイでの支払い希望」とご入力の上、送信してください。


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ここまで言っても今すぐ決めきれない、もう少し考えたいという方へ

 ここまで言っても今すぐには決められない、もう少し考えたいという方のお気持ちもものすごく分かります。その上で、一つ質問させてください。


 ここまでの話を聞いて少しでも良さそうだなと思っていただいていますか?なんとなく役立ちそうだなと思っていただけていますか?


 もしも思っていただけていないのでしたら、今回の講義はお見送り下さい。また、次の講義を楽しみにお待ち頂けますと幸いです。


 少しでも良さそうだなーと思っていただいているあなたには「さすがですね!お目が高いです!」と申し上げさせてください。こちらの講義の真の長所は自分の体内で何が起きているかを理解することで、無駄に悩むことが無くなるとともに、より人体とトレーニングに対する理解が深まり、適切な練習計画が立てられるようになることです。


 また、人体に対する理解が深まると、出費の方にも迷いがなくなるようになります。例えば、効きもしないサプリメントを際限なく買ってしまうとか、睡眠時間を削ってサウナにいくとか、ガーミンやアップルウォッチのようなスマートウォッチに振り回されるというようなことが無くなります。何にどれだけをお金を使うかも、自分できちんとその仕組みを理解した上で行動することが出来るようになります。


 また、単純に生命現象というものが理解できるようになると、人生観もまた変わってくると思います。生命とはどういうものなのか、生や死というのはどういうものなのか、何故我々の体は原子と比べてこんなにも大きいのか、何故我々の体は数十兆個という天文学的な数字の細胞や京の単位のミトコンドリア、それらの物質が全て化学反応を起こしていると考えると、もしかするとその単位は垓に達する可能性があります。


 そういったことを理解すると、自分の体というものに対する理解が深まり、トレーニングにせよ、人生にせよ、物事をより正確に単純化してとらえることが可能になり、迷わずに最適解にたどり着きやすくなります。


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 そして、2020年からアマチュアランナーさんの指導を始め、過去5年間でのべ1万名の方に書籍や講義動画にお申込みいただき、多くの方がランニング人生を変えてきました。


 京都教育大学出身で中高社会科の教員免許も持っており、長距離走、マラソンの真理を分かりやすく伝えることに対しては私は彼の右に出る者を知りません。


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コメント


ランニング書籍

講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

​ウェルビーイング株式会社副社長
らんラボ!代表
深澤 哲也

IMG_5423.JPG

経歴

中学 京都市立音羽中学校

高校 洛南高校

↓(競技引退)

大学 立命館大学(陸上はせず)

​↓

大学卒業後

一般企業に勤め、社内のランニング同好会に所属して年に数回リレーマラソンや駅伝を走るも、継続的なトレーニングはほとんどせず。

2020年、ウェルビーイング株式会社の設立をきっかけに約8年ぶりに市民ランナーとして走り始る。

感覚だけで走っていた競技者時代から一変、市民ランナーになってから学んだウェルビーイングのコンテンツでは、理論を先に理解してから体で実践する、というやり方を知る。始めは理解できるか不安を持ちつつも、驚くほど効率的に走力が伸びていくことを実感し、ランニングにおける理論の重要性を痛感。

現在は市民ランナーのランニングにおける目標達成、お悩み解決のための情報発信や、ジュニアコーチングで中学生ランナーも指導し、教え子は2年生で滋賀県の中学チャンピオンとなり、3年生では800mで全国大会にも出場。

 

実績

京都府高校駅伝区間賞

全日本琵琶湖クロカン8位入賞

高槻シティハーフマラソン

5kmの部優勝 など

~自己ベスト~

3,000m 8:42(2012)
5,000m 14:57(2012)
10,000m 32:24(2023)
ハーフマラソン 1:08:21(2024)

​マラソン 2:29:44(2024)

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