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ランニングフォームは、歩きから作っていく

 「歩くのが綺麗な人は、フォームも綺麗だ」


 これは日本長距離界では知らない人がいない、瀬古利彦さんの言葉です(著書「マラソンの真髄」90ページ)。


 あなたは普段歩く時に、綺麗に歩くことを意識していますか?もしくは、歩きが走りにつながるという感覚を持って過ごしていますか?


 もしあなたが、歩きが走りにつながる感覚がなく、普段だらっと何気なく歩いているとしたら、少し勿体無いかもしれません。なぜなら、歩くことと走ることは、非常に密接に連関しており、瀬古さんの言葉通り、正しく歩けるようになれば、走りも自ずと自分に合ったものに変化していくからです。


 姿勢悪く、踵を引きずるような歩き方をしてしまっていれば、脳は体の基本的な使い方として、踵を引きずるような接地の仕方を覚えるかもしれません。すると走った時にも、ベッタリと接地時間の長い無駄の多い走り方になってしまう可能性があります。


 一方、歩きから姿勢を正しく保ち、それを走りに繋げる感覚をつかめていれば、あなたは無意識のうちにより楽に、リラックスして走り続けられるランニングフォームを得られるかもしれません。


 それくらい、歩きと走りというのは関係しています。今回は正しい歩き方、立ち方とは何か。そしてそれを走りに繋げるにはどうしたら良いかというお話をしていきます。


正しい立ち姿勢とは

 まず、正しく歩くということを考える上で、そもそも正しく立つということが必要になります。つまり、正しい立ち姿勢を身につけるということです。


 まずは何も意識せずに立ってみてください。そこから、天井から糸で吊るされているようなイメージで、上に伸びてみてください。


 次に、伸び切ったところから糸をぷつんと切られたと思ってください。その糸を切られた時の姿勢、それが最も楽かつ、良い状態で保たれた姿勢です。


 この立ち姿勢を常に基本として、もしだらっと立ってしまっているなと気づいた時には常にこの立ち姿勢に戻す癖をつけてみてください。そうすることであなたの立ち姿勢がかなり改善されると思います。


正しい歩きを覚える

 次に、正しい歩きというものを覚えていきましょう。


 まず最初に作った正しい立ち姿勢をセットし、良い姿勢を作ります。その良い姿勢の状態から、足を前に出すのですが、その時にやや内側に足を置くようなイメージを持ちます。要するに、おへその前のあたりに足を置く、ということです。そうすることで、踵のやや外側から入り、その後足裏全体を接地し、最後は母指球へ抜けていくような足の流れになります。


 その時にポイントがいくつかあります。まず一つが、足がついた時に体重をその足に乗せ切る、ということです。すると、一瞬方足立ちのような感じになります。これがポイントで、この方足立をしている時に実は休んでいるということに気づいていただけると思います。


 思い返してみてください。電車やバスの到着を待ちぼうけながら立っている時、どんな立ち方をしているか?ということを。おそらくですが、片方の脚に体重を乗せていませんか?理由は簡単です。そうすることで、少しだけ楽になるからです。


 実は、歩いているときも、もっというと走っている時も全く同じことをやっているのです。一歩一歩足を接地した時、片足立ちとなって、そのタイミングごとに休んでいるのです。もちろん走っている時は一瞬です。0コンマ数秒の世界です。なので走りながらそれを意識することはできません。


 だからこそ、歩いているときに意識するのです。一歩足をついたら、その足に体重を乗せて休む。休みながら次の脚を出し、また接地したら体重を乗せて休む。その繰り返しの感覚を、歩きの段階で体に覚えさせるのです。そうすることで、自然に走る時にも片足で休んで楽に走る感覚を身につけることができるというわけですね。


 そしてもう一つのポイントですが、これは一本の線の上を歩くようなイメージを持つことです。


 競歩の選手の歩き方を思い出してみてください。彼らは一本の線の上を歩くような足の出し方をしていますよね?つまり、1軸で歩いています。この歩きをするときは、そのイメージを持って、一本の線の上を歩くような感覚を持ってください。


 実は走る時も、足をそのまま前に出すというよりは、やや内側、つまりおへその前あたりに出して、体重を乗せて次の足を出して、ということを繰り返しています。走る時に滑らかに足をおへその前に出し、そして綺麗に後ろに流していくという動きが出るように、歩きの時点でその流れを固めていくということがとても大事になります。


 ですので、このような歩き方をぜひ意識してみてください。ちなみに、こういった歩き方をすると必然的に、ファッションショーに出て歩いているモデルさんのような歩き方になります。モデルさんになったかのようなイメージで歩いてみるとうまくいくと思います。


歩きから走りに繋げるには?

 最後に、歩きから走りに繋げるにはどうしたら良いのでしょうか?


 これは、単純にここまで解説した正しい歩き方の状態から、速度を上げていきます。速度が上がって、もはやここから先は走らないと対応できないという状態になれば、走ります。これを繰り返すのです。


 この動きづくりを「歩きジョグ」と言います。実は、この動き作りは私や弊社代表の池上が高校時代に教えてもらっていたもので、楽にリラックスした走りを身につけるには使えるものです。


 この歩きジョグをする時にはポイントがあって、それはなるべく歩きと走りの境界線が分からないように切り替えるということです。


 まさに今走りに変わったな、みたいな感じで、歩きと走りの動きが完全に変わるようではいけません。その境目がわからず、側から見ていたらいつから走りに切り替わったのかわからなかった、と言われるくらいがちょうど良いです。


 これは反復していくことでコツを掴むしかありません。ですが、しっかり反復してこの動きを体得することができれば、あなたの走りはきっと今よりもかなりブレーキの少ない、リラックスかつ楽に走れるランニングフォームになっているでしょう。


 長距離ランナーにとって「速く走る」というのは、これすなわち「楽に走る」ということです。楽に走れさえすれば、ペースを上げられますし、落とさずにすみます。つまりタイムが良くなるのです。楽に走るランニングフォームを作るために、ぜひあなたも正しい立ち姿勢、歩き方を身につけ、歩きジョグの動き作りも挑戦してみてください。


歩きジョグをもっと詳しく教えて欲しい方へ

 最後に、この歩きジョグについて、もう少し詳細な説明を聞いて練習に取り入れたいという方へお知らせです。


 今回お伝えした歩きジョグという動き作りについて、もう少し詳細にやり方を説明し、またいつどのようなタイミングで、どれくらいやったら良いかを説明した動画があります。それが「長距離ランナーの為の走り方改善講義2」という講義動画です。



 こちらの講義動画では、今回お伝えした歩きジョグという動きづくりはもちろん、それ以外にもあなたのランニングフォームを改善し、今よりも楽にするための動きづくりが他にも収録されています。


 具体的な収録内容は、以下の通りです。


  • 最初にお伝えしたいこと

  • 何を目指していくのか?

  • 長距離ランナーにとっての良い走りとは?

  • 「力み」とはなんなのか?

  • 良い接地とは?

  • 正しい反発の使い方とは?

  • 理想のピッチについて

  • 良い走りとはいかにして得られるのか?

  • 動きづくりなどの補助的トレーニングを行う意義

  • 良い走りになると何につながるのか?

  • 動き作りをやる上での注意点とポイント

  • 動きづくりのやり方(いつ、どれくらいやったら良いのか?)

  • 実演:動的ストレッチ/体操

  • 実演:動的ストレッチ/ブラジル体操

  • 実演:リラックスして楽に走る為の歩きジョグ

  • 実演:上下の連動を推進する骨盤ドリル

  • 実演:運動神経を開発するスキップドリル

  • 番外編:レース当日、トイレ待ちやスタートラインの待ち時間でウォーミングアップ代わりにできること


※約2時間の講義動画と講義資料のパワーポイントをPDF形式でご提供予定


 このように本講義では、長距離ランナーにとっての「良い走り方」になるために知っておくべき理論から、実際に走りを変える動き作りの実演解説まで丸ごと解説しています。


 そして、あなたがこちらの講義を受講して頂くメリットは、以下の通りです。


・走り方が改善し、楽に、かつ綺麗に走れるようになる 

・トレーニングやレースで疲れにくくなる 

・800mからフルマラソンまでの中長距離全般のタイムが少し伸びる 

・故障しにくくなる(同じ場所ばかり痛めていた方は、それが解決する)


 これだけの内容が詰まった講義がたった2200円(税込)の投資で受講して頂けます。


 こちらの講義は現在期間限定での受講申し込みしていただけます。いつも通り、全額返金保証をつけており、講義を受講後万が一受講して頂けなかった場合には喜んで全額返金させて頂きます。


 お支払い方法はクレジットカード、ペイパル、ペイペイ、銀行振込よりお選び頂け、お名前や講義をお届けさせて頂くメールアドレスをご入力頂くだけでたった5分ほどで完了します。


 クレジットカードとペイパルでお申込み下さった方は自動返信メールで、銀行振り込みをお選びいただいた方には入金を確認後、手動でメールにて講義をお送りさせて頂きます。


 ペイペイでのお支払いをご希望の方は、こちらからお問い合わせページにお進みいただき「動きづくり講義 ペイペイでの支払い希望」とだけ入れてフォームを送信してください。追って確認次第、個別にお手続きのご案内をさせていただきます。


 キャリアメール(ドコモ、ソフトバンクなど)の場合はごくまれにこちらからお送りさせて頂いたメールがはねられてしまい、届かないことがあります。お申込み頂いた直後(10分以内)に注文の確認メールが届かない場合はお手数をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんがこちらをクリックして、問い合わせページに入りその旨お申し付けください。


 それでは、長距離ランナーにとってのより良い走りを身につけたい方は、今すぐに講義をご受講ください!



ウェルビーイング株式会社副社長

らんラボ!代表

深澤哲也


よくある質問

質問:講義者は誰ですか?

回答:講義者はウェルビーイング株式会社副社長の深澤哲也です。洛南高校時代には京都府高校駅伝区間賞を獲得し、高校引退後8年のブランクを経て今は自身も市民ランナーとして真剣に走りながら、真剣なランナーさんが劇的成長する為の情報発信、メールサポート、練習会の運営などを手掛けています。また、最近は中学生のコーチも行っており、直近3年間で全国大会優勝者、滋賀県中学記録保持者(800m,1500mの2種目にて)、滋賀県チャンピオン4名を輩出しています。自己ベストは、マラソンは2時間29分44秒、ハーフマラソンは1時間8分21秒、自身が運営するYouTubeチャンネルらんラボ!は約45,000人の方にチャンネル登録いただいています。


質問:講義はどのようにして視聴出来るのでしょうか?

回答:ユーチューブに限定公開しており、ご購入頂いた方にはこちらの講義のURLが記載された講義資料をPDFファイルでお届けさせて頂いております。


質問:ウェルビーイング株式会社ってどんな会社ですか?

回答:2020年に国内外の様々なロードレースで優勝し、国立大学帰宅部生として独立独歩で練習してハーフマラソン63分09秒を記録した池上秀志が「オンラインに存在する日本一の学び場」をモットーに設立した会社で4年間でのべ8000人のお客様を抱え、無料のサイト利用者も含めると現在は月間でのべ約4万人の方にご利用頂いております。ロンドンオリンピック男子マラソン代表の藤原新さん(マラソン2時間7分48秒)からも「ここでしか学べない質の高い学び」と大絶賛して下さっています。


質問:支払い方法にペイペイは使えますか?

回答:はい、使えます。ペイペイでのお支払いをご希望の方は、こちらからお問い合わせページにお進みいただき「動きづくり講義 ペイペイでの支払い希望」とだけ入れてフォームを送信してください。追って確認次第、個別にお手続きのご案内をさせていただきます。


質問:ウェルビーイング株式会社ってどこにあるんですか?

回答:京都市伏見区に本店がありますが、現在来店は受けつけておらず、インターネットのみでのサービス提供が主となり、毎週末滋賀県の野洲川での練習会は定期的に実地で指導させて頂いております。


質問:全額返金保証はついていますか?

回答:今回も全額返金保証をつけております。万が一、受講後にご満足いただけなければ理由を問わずに喜んで全額返金させて頂きます。ですが、そのようなことにはならないでしょう。弊社の他のお客様半分程度の満足度でも絶対にご満足いただけます。


質問:倍速再生は出来ますか?

回答:はい、出来ます。


質問:講義内で分からなかったところは深澤に質問出来ますか?

回答:はい、出来ます。お申込み下さった方にはメールアドレスをお送りいたしますので、そちらからお気軽にご質問ください。


受講者様からの声

 走り方は引き算で無駄のない走りを取り入れると言う事がとても役立ちます!早速今日の走りに取り入れました。とても楽に走れたと思います。私の場合は20%くらいは向上が見込めそうです。今後ともよろしくお願いします。

ー中野 誠二 様(50代男性)








 
 
 

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ランニング書籍

講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

​ウェルビーイング株式会社副社長
らんラボ!代表
深澤 哲也

IMG_5423.JPG

経歴

中学 京都市立音羽中学校

高校 洛南高校

↓(競技引退)

大学 立命館大学(陸上はせず)

​↓

大学卒業後

一般企業に勤め、社内のランニング同好会に所属して年に数回リレーマラソンや駅伝を走るも、継続的なトレーニングはほとんどせず。

2020年、ウェルビーイング株式会社の設立をきっかけに約8年ぶりに市民ランナーとして走り始る。

感覚だけで走っていた競技者時代から一変、市民ランナーになってから学んだウェルビーイングのコンテンツでは、理論を先に理解してから体で実践する、というやり方を知る。始めは理解できるか不安を持ちつつも、驚くほど効率的に走力が伸びていくことを実感し、ランニングにおける理論の重要性を痛感。

現在は市民ランナーのランニングにおける目標達成、お悩み解決のための情報発信や、ジュニアコーチングで中学生ランナーも指導し、教え子は2年生で滋賀県の中学チャンピオンとなり、3年生では800mで全国大会にも出場。

 

実績

京都府高校駅伝区間賞

全日本琵琶湖クロカン8位入賞

高槻シティハーフマラソン

5kmの部優勝 など

~自己ベスト~

3,000m 8:42(2012)
5,000m 14:57(2012)
10,000m 32:24(2023)
ハーフマラソン 1:08:21(2024)

​マラソン 2:29:44(2024)

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