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ランニングのパフォーマンスを最大化する為の心の使い方

 ランニングにおけるパフォーマンスを最大化するための心の使い方と聞いてあなたは先ず何を求めるでしょうか?


根性?


我慢?


忍耐?


気合い?


 そういったものも確かに不必要ではありません。ですが、あえて言わせてください。そういったものはあまり本質的ではありません。これには2つの理由があります。


 1つ目の理由ですが、根性があれば速くなるほど単純なスポーツでも甘いスポーツでもありません。この記事をお読みの方の中には根性無しの小僧が何を甘いこと言っているんだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。


 そんなあなたに私がどんな環境でやってきかたをお伝えさせて頂きましょう。私が入った洛南高校陸上競技部では平成とは思えないほど、色々なものが厳しい学校でした。洛南高校陸上競技部も今ではすっかりと変わりましたが、私たちがいた時は、まだまだ軍隊色が強く、様々なルールがありました。


 特に1年目は、上下関係が非常に厳しく、様々な理不尽な仕打ちが待っていました。先輩方と普通に話すことすら許されませんでした。ため口で話してはいけないとかそういうレベルの話ではなく、些細な言葉尻を捉えられてその日の1,2年生のミーティングの材料にされてしまうのです。


 ほんの一例をあげると、何か話題を作れと言われたので、「この前のテストどうでしたか?」と先輩に言っただけで、その日の練習後「お前ら緊張感がない」「そんなこと言ったらあかんってなんで分からへんの?脳みそ入ってんのけ?」「お前らマジで人間以下。虫けら以下。生きてる価値あんのけ?」などなどと1時間以上本気で怒られ続けます。


 冗談っぽく言われるとかではなく、本気の本気で怒られ続けます。


 その間、姿勢を絶対に身動きしてはならず、膝と膝をくっつけたままの体育すわりで、目もそらしてはいけず、タイミングよく全力で、「ハイ」と叫ばなければいけません。


 一事が万事その調子なので、ウォーミングアップのかけ声や挨拶、先輩方の洗濯、マッサージなどなど何においても怒られないということは不可能です。挨拶が大切なのはもちろんなのですが、声が小さい、○○さんに挨拶しなかったなどと怒られる材料には事欠きません。挨拶しないと言っても、もちろん露骨に挨拶が出来ない人などいません。


 ただ、一日何回も挨拶しないといけませんし、距離が遠くても挨拶しないといけませんし、先輩方も何十人もいらっしゃるので、はっきり言って「あいつ挨拶してない」と言われてしまえば、逃れる術がないのです。


 先輩方だけではなく、校風自体がそんな感じだったので、顧問の先生だけではなく教科担当の先生も予習をしていかないと平気で殴ってましたし、真夏の練習でも長ジャージ以外着用禁止とか冷たい飲み物を飲んではいけないなどのルールがあり、とにかく人よりも苦しい環境に身をさらすことが推奨されていました。


 当然、そういった環境に耐えているので、根性はつきます。その根性がここ一番での馬鹿力に結びついたことも事実です。


 ですが、それは事実の一端であって、公立高校でチャラチャラと(失礼、我々の目にはそう見えました)陸上競技をやっていても強くなる人は強くなりました。しかも、結構そういう選手がいました。


 当たり前のことですが、我々はそういった根性論だけではなく、それなりに練習をしていましたし、もちろんその練習も専門性のあるものですし、強い選手が集まっていたので、先生だけではなく先輩方からも色々と教えて頂ける環境にありました。


 色々考えていくと、我々が理不尽な仕打ちに耐えてきた意味はどこまであるのだろうか?


 という疑問は常にありました。


 我慢や根性の全てを否定する訳ではありませんし、今でも根性のある人とない人であれば、根性のある人が伸びていく可能性は高いと思います。


 ただ、根性が最重要項目なのであれば、洛南高校陸上競技部員はもっと圧倒的に強いはずです。ですが、京都の中でも公立高校にも速い選手はいました。これは割に合わない話です。


 一体全体優しい先生と優しい先輩がいて、普通に女の子と話せるような高校生活を送っている選手の方が洛南生よりも強い理由がどこにあるのでしょうか?


 洛南高校に限らずではありますが、根性や我慢強さと結果は必ずしも比例はしません。というかそこまで有意な相関関係は私には見出せませんでした。


 高校を卒業して、大学、プロと歩を進めていくと更にあまり関係ないなと思うようになりました。高校生の間は良くも悪くもあまり外の世界を知らなかったのですが、高校を卒業して外の世界を見ると更にその思いは強くなりました。根性無しでも強い人は強いのです。


 ただ、ある一つの傾向を見出すことは出来ました。


 それは何に関係があるのかというと長期にわたって自己変革を続ける能力と言っても良いと思います。これだけ聞くと努力し続ける能力のことだと思われると思いますが、そうではないんです。


 先ずはいったん根性とか我慢とか気合いという考え方を捨てる必要があります。


 例えば、ある与えられたものを辛抱強くやり抜く能力ということに関して言えば、根性や我慢強さが求められます。例えば、高校生活のようにあまり自由がなく、とにかく上から言われたことにただただ従って、苦しくてもそれをやり抜く能力というのが根性や我慢強さということになるでしょう。


 ただ、大学以降ではかなり自分の頭で考えて取り組んでいくという能力も求められますし、また高校生の時の我慢というのは高校三年間だからこそ耐えられるものであり、それ以降のステージでも同じものを続けることは無理が出てきます。


 また、人間としても色々な世界を知ることになるので、陸上以外にも魅力的な世界があることに気づくようになります。そういった環境の変化がある中で、高い集中力を長期にわたって続けながら、更に自分の頭で考えられる能力というものが求められます。


 そうなってくると、先ずはブレないビジョンを持っているかどうかということが一つの条件になります。つまり、最終的に自分がどうなりたいのかという明確なビジョンを持っているのかどうかです。これがない人間はやっぱり競技を続けられないし、続けていたとしても惰性で続けているだけです。


 またこれがないと困難にぶち当たった時にそれを乗り越えるだけの理由がないので、すぐに投げ出してしまいがちです。


 次に、求められるのが自信です。女子はともかく、男子の場合はほとんどの競技者が大学に進学します。また、高卒で実業団にいった選手も遅かれ早かれ自分の将来を漠然と考えることになります。


 そういった時に、自分を信じることが出来なければ、つまり今ここで努力した先に、理想の未来が待っていると思えなければ、それ以上真剣に競技を続けることは出来ません。自分の人生全体を考えるようになると、やっぱり人から言われたことをただただ我慢してやるということには限界が来るのです。


 そして、この自信というのは根拠のない自信でなければいけません。何故ならば、未来のことなど誰にも分からないからです。今まで「将来を約束された」「期待の大型新人」「10年に1度の逸材」と呼ばれて消えていった選手が何人いるでしょうか?


 一方で、世間的にはあまり注目されていないけれど日の丸を背負った選手もいますし、中にはほとんどクビが決まっている状態から世界選手権の代表入りをしたとか、ナショナルチームのメンバーに入ったとか、あるいは自分から「やめます」といったん口にしてから、考え直して競技を続けて日の丸をつけた選手もいます。


 結局のところ、将来を約束された選手もいないし、逆にこの選手は絶対ダメだと決めつけることも出来ません。それでも一つ断言できるのは、自分を信じられない選手は前には進めないということです。


 人間というのは、究極的には損得で動いています。利己的なんです。ただ、その思考のパターンが複雑すぎて単純化できないだけです。


 例えば、私が今でも走っていることは多くの人には理解できないと思います。別にお金が稼げる訳でもありませんし、可能性という観点からもウェルビーイング株式会社で頑張れば億万長者になれるのですから、ランニングに賭ける必要もありません。活躍したらモテるかというとそれはそうかもしれませんが、大人になったらお金持ちになった方がモテます。あとすでに結婚しているので、これ以上モテても仕方ないです。


 ただ、それでも私は走ると得だから走るのです。何故得なのかというと良い記録が出ると自己満足と誇りが得られるからです。自己満足も誇りもはっきり言ってしまえば幻想です。世間一般では認められず、私の心の中にしかありません。それでも私にとっては何よりも確かなものです。


 私は天才でもないかもしれませんが、そこまでバカではないのでわざわざ損してまで走ったりはしません。私の中で何物にも代えがたいものを得られると信じているから走るのです。


 ただ、それに対して何故投資をするのかというと自分を信じているからです。結局自信があるからより多くのものが投資できるのです。


 ただし、自信があるかないかの二択ではありません。自信の強さにも程度があります。その程度をなるべく強めていくことが非常に大切なのです。



鍵は潜在意識


 「自信がある」といくら口で言っても、それが潜在意識にまで入っていなければ意味がありません。潜在意識に入っているとはどういう状態かというと条件反射的になっているということです。


 潜在意識にまで入っていない自信というのは非常にもろいものです。何故かというと、たった一回の失敗で「やっぱり俺には向いていないんだ」と無意識のうちに思ってしまうからです。確かに、「やっぱり俺には向いていないんだ」と思いながら努力を続けることは出来ます。これが根性や我慢や辛抱強さというものです。


 ですが、これには限度があります。何故なら、人間はバカではないからです。「どうせ俺には無理なんだ」と思いながら努力を続けるほど馬鹿な生き物ではないのです。


 では考え方を変えれば良いのかということですが、答えはイエスでありノーです。ある現象(出来事)に直面した時の反射的に湧き上がる人間の思考というのは潜在意識が決めることです。


 例えば「どうせ俺には無理なんだ」と思った後に「いや、そんなことはない」と思うことは出来ますが、一発目の「どうせ俺には無理なんだ」という気持ちは潜在意識を書き替えないと無理なのです。


 逆の言い方をすれば、潜在意識レベルで自信のある人は1回や2回や100回程度の失敗では揺るがないので、「今日の走りは俺らしくなかったな」と思って終わりです。無理に思っているのではなくて、一発目に出てくる思考がこれなのです。ですから、ノーダメージです。我慢や忍耐の必要がないのです。



市民ランナーに必要なのは圧倒的に潜在意識の管理


 そして、根性、忍耐、我慢、気合いといったものが本質的ではない二つ目の理由になりますが、市民ランナーの方は趣味でやっている訳ですから、わざわざ苦労をして結果を出すなどということは馬鹿げているのです。


 もちろん、長距離走・マラソンは肉体的には負担の大きいスポーツではあります。ですが、だからと言って我慢しなければいけないのか、根性を振り絞らないといけないのかというとそうではありません。


 潜在意識を正しく設定してしまえば、あとは勝手にやりたくなるのです。そして、今日これをやれば自分がたどり着くべきところにたどり着けると分かっているので、毎日が楽しくなるのです。


 そして、更にお得なのは、自分が夢を叶えるために必要なことが勝手に見えてくるということです。


 これはウェルビーイングオンラインスクールを受講された方にも共通して言えることですが、ウェルビーイングオンラインスクールを受講するということは何か「ピンッ」とくるものがあったということです。同じ情報を与えても潜在意識レベルで「どうせ自分には無理なんだ」と思っている人はやりません。だって、どうせ無理なのにお金と時間をかけるのは馬鹿げているでしょう。


 でも、潜在意識が正しく設定されていれば、「自分が求めているのはこれに違いない」とピンッとくるわけです。一事が万事この調子なので、同じ練習をしていても結局多くのことに気づくことが出来、結果を出すことが出来るようになっているのです。



ランニングのパフォーマンスを最大化するための潜在意識の使い方学んでみませんか?


 実はこの心の話、多くの方が疑問に思われていることなのです。例えばですが、もしもあなたがレースで結果を出さないと無収入という状態で、故郷を捨て、すでに多くのものを投資しており、未払いの請求書や借金が溜まっているという状態でも100%自分を信じて前に進むなら一体どういった心の状態を作りたいでしょうか?


 しかも、ここでの「結果を出す」というのはサブ3などではなく、マラソン2時間10分切りです。つまり、文字通り人生の全てをかけてマラソン2時間10分切りの為の強い自信を作るにはどうすれば良いのでしょうか?


 お気づきの方もいらっしゃると思いますが、これこそが私のかつての状況です。こういった状況の中で私が自分自身のパフォーマンスを最大化するために学び、実践してきた内容をあなたにも共有させて頂きたいと思います。


 個人的には、この方法を学ぶことでもっとも良かったのは取りこぼしがなくなったことです。勝てるレースを落とすことが本当に減りました。これまで元世界記録保持者や世界選手権代表選手などの格上の選手に勝ったこともあります。たまたまだと言われればそれはそうです。


 ただ、一つ断言できることは、私は勝ちに行ったからこそ勝てたということです。初めから無理だと思わずに強気一辺倒で勝負をしかけたから、私は勝ったのです。確かになぜ勝てたのかと言われればたまたまです。でも、勝負をしかけなければ、勝つこともありません。初めから弱腰になっていれば向こうも回復して、最後は実力通りの結果になります。


 絶対的な自信をもって走れたから番狂わせが起きた、これは断言できると思います。


 一方で、気持ちの問題でなんとでもなる訳ではないことは認めなければいけません。あくまでも、自分自身の最善を尽くすためのテクニックであり、無敵状態になったり、錬金術が可能になるようなものではありません。


 ただ、かつての私のようにとにかく非常に困難だと思われる状態の中で、なんとかしたいという状況になったならば、是非とも身につけておきたいテクニックであることは間違いありません。


 この心の使い方は、実は長距離走・マラソンだけではなく、起業の際にも大いに役立っており、寧ろ起業家としてたった2年間で延べ3000人のお客様を集めることが出来たのは、この心の使い方によるところが大きいです。


 実際に、先日あるイタリア人の女の子にこのやり方を教えました。彼女は友人を列車事故で亡くしたばかりでひどく落ち込み、走りたいけれど走れないという状態に陥っていました。そんな彼女に潜在意識のメカニズムとその書き替え方を教えました。


 一週間後彼女から「おかげで毎日やる気に満ち溢れた毎日を過ごしている。それだけではなく、自分の夢に向かって進めている毎日が楽しくて楽しくて仕方がない」という連絡を頂きました。彼女はランナーとしてはまだまだひよっこですが、マラソン2時間半切りの夢に向かって練習を続けつつ、同時に医大進学を目指して受験勉強の真っ最中です。


 あなたも彼女と同じように、毎日やる気に満ち溢れた状態で夢に向かってワクワクしながら日々を生きてみませんか?


 そう思われる方は、今すぐこちらをクリックして「ランニングのパフォーマンスを最大化する為の心の使い方」講座にお申し込みください。本講座はオンライン講座で3本合わせて2時間半の動画から構成されています。インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも受講可能です。


 このイタリア人の女の子の半分程度の満足度でも絶対に後悔はさせないのですが、いかがですか?





*ランナーズユニバーシティの会員様は専用ページよりご覧ください。

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ランニング書籍

講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

​ウェルビーイング株式会社副社長
らんラボ!代表
深澤 哲也

IMG_5423.JPG

経歴

中学 京都市立音羽中学校

高校 洛南高校

↓(競技引退)

大学 立命館大学(陸上はせず)

​↓

大学卒業後

一般企業に勤め、社内のランニング同好会に所属して年に数回リレーマラソンや駅伝を走るも、継続的なトレーニングはほとんどせず。

2020年、ウェルビーイング株式会社の設立をきっかけに約8年ぶりに市民ランナーとして走り始る。

感覚だけで走っていた競技者時代から一変、市民ランナーになってから学んだウェルビーイングのコンテンツでは、理論を先に理解してから体で実践する、というやり方を知る。始めは理解できるか不安を持ちつつも、驚くほど効率的に走力が伸びていくことを実感し、ランニングにおける理論の重要性を痛感。

現在は市民ランナーのランニングにおける目標達成、お悩み解決のための情報発信や、ジュニアコーチングで中学生ランナーも指導し、教え子は2年生で滋賀県の中学チャンピオンとなり、3年生では800mで全国大会にも出場。

 

実績

京都府高校駅伝区間賞

全日本琵琶湖クロカン8位入賞

高槻シティハーフマラソン

5kmの部優勝 など

~自己ベスト~

3,000m 8:42(2012)
5,000m 14:57(2012)
10,000m 32:24(2023)
ハーフマラソン 1:08:21(2024)

​マラソン 2:36:14(2024)

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