ティラノです。こんにちは!
昨日は、全国高校駅伝が行われ、高校陸上長距離部員たちが一年間の集大成を飾りました。
私と社長の池上の母校である洛南高校は、レース前の下馬評では優勝候補の一角とされ、選手たちも「”一”への執念」をこの一年間掲げて、洛南高校史上初めての都大路優勝に向けて奮起していました。
結果はご存じの方も多いかと思いますが、2時間1分58秒という、昨年自身たちが打ち立てた日本高校記録を更に更新しての2位。つまり、史上最速の2位というわけです。
選手諸君はこの一年間、2時間1分台での優勝を目標に掲げて走り続けてきたわけですので、もちろん悔しい気持ちばかりかと思います。我々OBとしても、今年は期待感が大きかった分かなり悔しさが残ったことは事実です。昨年、3位に入賞した時とは、全然気持ち的に違います。
ですが、彼らの走りを実際に現地で見て、そしてこの結果もすべて、これ以上ないくらいに奮起した賜物ではないかと思います。今年は過去最強高校生である佐藤圭汰君を擁し、更にはほかの選手もみな他行に行けばエース級だらけ。まずはこのレベルまでチームを成長させた奥村先生にも脱帽ですし、そしてそれだけ層の厚いチームを作った今年の3年生たちの頑張りも大いに称えられるべきものだと思います。
そんなレースについては、昨日YouTubeチャンネル「らんラボ」にてアップロードしていますので、まだご視聴になっていない方はぜひご覧ください。
さて、この都大路から一夜明けて、私自身もこんな風に駅伝という一つのレースに向けて3年間がむしゃらに走り続けた時があったなあ…と思いにふけっていました。
実は、洛南高校陸上競技部では毎年3年生が卒業するときに、「闘魂」と呼ばれる卒業文集を書くのですが、私の時の物を改めて引っ張り出して読んでみました。毎年この駅伝の時期になると、当時の「一つの目標に向かってがむしゃらに走り続ける」気持ちを思い出したくなってしまって読んでしまうのですが、、今年も当時の苦しかった経験などを鮮明に思い出し、また一つこみあげてくるものがありました(高校時代は9割苦しい思い出でしたので…(笑))。
ちなみに闘魂については、弊社社長の池上と私の部分を原文ママで抜き出して、更に大人になった今の総評を加筆したうえで、自伝書籍として販売しています。ご興味のある方はこちらからご覧ください。
大人になった今、当時の思いがリアルに書き綴られたこの文集を読んでみると、当然「ああ、本当に未熟だったな」と思いつつ、やはり人生で最も一つのことに集中して取り組んだ時期だったなと改めて感じます。
毎年、暮れの都大路の時には、母校の後輩たちの頑張りから、自分も負けていられないという元気はもちろん、自分を今一度見つめなおすきっかけをもらっているような気がします。
もう今年も残すところあとわずかですが、当時の熱い思いを思い返し、メール読者様やYouTube視聴者様に更に多くの価値を提供できるよう、精進していこうと心に誓った暮れの昼下がりでした。
今年の残り数日も、ノンブレーキで頑張ってまいりますので引き続き皆様よろしくお願いいたします。
ウェルビーイング株式会社
副社長
ティラノ(深澤哲也)
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