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大久保絵里という女がいる

こんにちは、Kimbia Athleticsのプロランナー、ウェルビーイング株式会社代表取締役の池上秀志です。今回は大久保絵里さんという元マラソンランナーについて紹介させて頂きたいと思います。何故、私が大久保さんを紹介させて頂くかというと、経歴が異色であなたも彼女から多くのことを学ぶことがあると思うからです。何が異色かというと彼女は元々は八王子高校を卒業後、豊田自動織機に入社、その後様々な事情があり、23歳くらいに豊田自動織機を退社、しばらく走っていない時もありながら、再び26歳から走り始め、ハイテクタウンで一日八時間勤務の中でタイムを伸ばしていき、大田原マラソンで2時間36分までタイムを伸ばしました。


その後は再び、セカンドウインドACでプロとして走り始め、そこでの指導者川越学さんとも相性がよくタイムをぐんぐん伸ばし、2時間26分までタイムを伸ばしました。その後はスポンサーがミキハウス、ファイバーゲートと変わりながらも、つい最近まで現役として走っておられました。

川越さんと言えば、中村清先生が早稲田で教えていた頃の最後の方の選手で、川越さんも箱根駅伝で区間賞を取っている名選手です。私は川越さんについてはそれほど、詳しくは知らないのですが、練習では30km走までしかやらないということは聞いています。練習ではそこまで特別なことはやらない方で、錬金術師のように上手く様々なトレーニングを組み合わせ、タイムを出させるというイメージでした。

また川越さんはトレーニングではネガティブスプリットで走らせる方針のようで、これに関してはオーバートレーニングのリスクを最大限に減らしながら、後半追い込んでいくことで、トレーニング効果を得ていく我々Dieter Hogenのトレーニンググループとも同じやり方です。

私が初めて大久保さんにお会いしたのは2017年の富士見高原での合宿でした。一人で練習されていたのですが、黙々と自分のやるべきことをやっておられるという印象でした。それでありながら、私ほど性格が硬くなく、楽な練習の日にはスポーツブラの中に携帯電話を忍ばせ、音楽を聴きながら走り、綺麗な風景を見つけては写真を撮っておられる方です。この辺りは基本的にジョギングだけで終わる日はなく、走るときは自分の体の動きや感覚に集中しながら走る私とは全然違います。



普段の大久保さんは明るく、天真爛漫で勝手に一人でしゃべり倒しているのですが、真面目な側面もあり、彼女のアメブロを読んでいただければわかるのですが、現役時代は真面目で熱い話をたくさん書いておられます。またこれは人づてに聞いた話ですが、プレゼン能力も高いそうです。実業団に所属しない選手は、たとえスポンサーがついていても、いろいろなことを自分で交渉していかないといけないのですが、アメリカはアルバカーキで実施した合宿での様々なことをご自身でオーガナイズしたりと、交渉能力