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ハーフマラソン63分09秒で走った国立大学帰宅部生が語るセルフコーチングの極意2

更新日:2022年5月24日

皆さん、こんにちは!


 昨日公開させて頂いた無料ブログ「ハーフマラソン63分09秒で走った国立大学帰宅部生が語るセルフコーチングの極意1」はもうご覧いただけましたでしょうか?


 まだお読みになられていない方は、先ずはこちらをクリックして第一部の方をご覧くださ

い。


 昨日のブログでは練習計画の立て方について解説させて頂いたのですが、ではあのやり方で、練習計画を立てれれば一発で自分に合った練習計画が立てられるのでしょうか?


 実はそうではありません。一度計画を立てて、振り返って、修正し、再度計画を立てて実行するというPDCAサイクルを回していくことが重要なのです。


 実は長距離走・マラソントレーニングが難しいのはこのPDCAサイクルにあります。PDCAサイクルは陸上競技の用語でもなんでもなくてPlan、Do、Check、Actionの頭文字をとったもので、計画、実行、確認、実行のことです。


 要するに、とりあえず計画を立てて実行してみる、そして実行してみてそれを確認し、計画を立て直して更に実行していくというこのサイクルです。これはサイクルなので、永遠に終わりがありません。会社ならその会社がなくなるまでずっとこのPDCAサイクルを回していきます。このPDCAサイクルを回していくのに、実は長距離走・マラソントレーニングの特異性が表れてきます。というのはこのPDCAサイクルの期間が長いのです。


 長距離走・マラソントレーニングというのは、このサイクルが3か月から半年です。高校生を指導するなら、トラックシーズンはインターハイを頂点におき、7月終わりまでが一つ目の頂点です。それから、駅伝シーズンは12月終わりの全国高校駅伝がピークです。普通の地元の高校生を指導する場合にはとりあえず、京都府インターハイと京都府高校駅伝に2つのピークを持ってくるでしょう。


 そうすると、12月から来年の京都府インターハイに向けた準備期間が始まり、7月から京都府インターハイに向けた準備が始まります。そして、日本の場合は四季がありますから、季節に合わせたトレーニングを組んだ方が上手くいきます。このように考えると、PDCAサイクルを半年ごとくらいにしか回せないのです。


 半年くらいのサイクルでしかPDCAサイクルを回せないということは、その間何かおかしいところがあっても半年間は分からないということです。そもそもの話ですが、計画というのは少なくともその段階では完璧だと思って立てる訳です。


 上手くいかないと思って立てる計画などありません。しかし、完璧だと思って立てた計画でも上手くいかないところはあるものです。これは人間のやることですから、当然です。また、人間の体というのはその時々で変わっていきます。その変わる体に対して対応しながら、その時々で練習を考えないといけません。必ず、どこかで完璧にはいかないものなのです。