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疲労の二大要素とは

*このブログ記事は別記事「疲労の正体」の続きとなります。まだお読みになっていない方は、こちらをクリックして先に「疲労の正体」というブログ記事をお読みください。



疲労の二大要素



 さて、ある程度疲労を大雑把に捉えることを推奨した後で、でもそれでは疲労に対処する ことが出来ないので、疲労への対処法を大きく分けて二つに分類したいと思います。初めに 書いておきたいのは、この二つの分類では全てを包括することは出来ないとうことです。結 構な範囲はカバーできますが、全てを包括することは無理だと思います。ですが、ほとんど 全てのリカバリー方法を下記の二つに分類することが出来ます。



1.血流の促進

2.副交感神経の活性化



 一つ目の血流の促進ですが、体は様々な化学反応(代謝)を繰り返しながら、生命を維持 しているのですが、だいたいその時に栄養素を運んだり、老廃物を運び去ったりするのは血 液です。ですから、血流を促進すると疲労の回復は速まるのです。



 二つ目の副交感神経の正常化ですが、これはそもそもの話、副交感神経の働きが高まって 19 いる時に、体の回復は速まるのです。なんだか議論が堂々巡りしてきましたが、疲労からの 回復を促進するとはホメオスタシス機能の働きを活性化させることとも言えます。ホメオスタシス機能とは恒常性維持機能とも呼ばれます。恒常性維持機能とは、自分の通常状態、基準値、ノーマル状態、正常値として設定されているポジションを維持しようとする機能のことです。



 グリコーゲンが減少するとお腹が減る、水分量が減ると喉が渇く、塩分を失うと塩辛いも のが欲しくなる、断眠時間が長くなると眠くなるなどなどすべてホメオスタシス機能の働 きです。そして、ホメオスタシス機能の働きが活発になるのは副交感神経が活発になってい る時です。



 長距離ランナーにとっての疲労は骨格筋系以外の疲労が結構大きな割合を占めます。筋 トレとランニング両方される方はお分かりいただけると思いますが、筋トレで筋肉痛にな ることはあっても全身がだるくなるとかいうことはあまりありません。一方の長距離走は あまり筋肉痛になるということはありませんが、その代わり全身のだるさが残ることは 多々あります。



 この全身のだるさはどこからくるのかということですが、一言で言えば交感神経が活発 になり過ぎているのです。そして、それに伴いホルモン分泌も変わってしまいます。交感神 経が活発になることもそれに伴いストレスホルモンが分泌されることも適度であれば、良 いことです。しかしながら、そのあとは素早く回復しなければいけません。つまり、副交感 神経が活発になり、きちんと体が回復モードになり、必要なホルモンがまた分泌されるよう にもとに戻らないといけないのです。



 本書は大きく分けると上記の二つを促進させるために何が出来るのかという具体論を解 説させて頂きます。それでは順にみて行きましょう。




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講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

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