top of page

マラソン三時間半切りの為のトレーニング

 突然ですが、あなたはマラソンで3時間半を切りたいですか?


 今回はマラソンで3時間半を切りたい方の為の内容となりますので、別にマラソンで3時間半を切りたくないとか、すでに3時間半はクリアしているという方は今すぐこちらの画面を閉じてください。


 そもそも、マラソン3時間半というのはどのくらい難しい数字なのでしょうか?


 一般的には、人類全体のマラソンでの平均タイムが4時間半だと言われており、3時間半を切るということになると、マラソンランナーの上位10%に入るのだそうです。


 この数字を見てもそれが簡単そうだと感じるのか、難しそうだと感じるかは人それぞれだと思います。


 この先を読み続ける前にあなたに考えて頂きたいことは、何故あなたはマラソンで3時間半を切りたいのかということです。


 あなたは何故マラソンで3時間半を切りたいのでしょうか?


 一体その理由は何でしょうか?


 ゆくゆくはマラソンで3時間を切りたいからとりあえず通過点として3時間半を切りたいのでしょうか?


 それとも、今3時間52分が自己ベストなので、とりあえず次のステップとして3時間半を切りたいのでしょうか?


 それとも、3時間半を切ったら、妻に自慢が出来るから3時間半切りなのでしょうか?


 理由はなんでも構いませんが、これ以上何故と問えないところまで、何故と問うてみてください。


 例えばですが、私が高校を卒業して、大学に入学した時の目標は関西インカレで3冠することでした。何故なら、高校三年間で思うような結果を残せなかった自分自身に対して、自分がやってきたことは無駄ではなかったことを証明する必要があったからです。


 それは何故かというとそうしないと自分が壊れてしまいそうだったからです。あれだけの努力をしたのにも関わらず、全国高校駅伝で3区区間23位のチーム18位にしかなれなかったと思うと自分がみじめで切なく、苦しく、壊れてしまいそうでした。


 その先も陸上競技を続けていきたいと思っていましたが、そのためにはまずは高校三年間で培ったものは決して無駄ではなかったということを自分自身に証明する必要があったのです。


 では、何故私はそんな苦しい思いをしたのに、その先も陸上競技を続けたく、そして自分自身に高校三年間で培ってきたものは無駄ではなかったと証明する必要があったのでしょうか?


 どうして、そうしないと壊れてしまいそうだったのでしょうか?


 それは自分自身でも分かりませんでした。自分自身でも分かりませんでしたが、そうだったのです。


 これが当時の私の究極の「何故」でした。


 この「何故」はそういった重いものでなくても構いません。


 アメリカ人に聞けばだいたい「ファン(楽しいから)」「チャレンジ(挑戦)」「エキサイティング(ワクワク)」などの言葉が返ってきます。


 重いものでも、軽いものでも構いませんが、自分なりの「何故」を自覚している必要があります。


 ここから先は自分なりの「何故」を自覚している方のみご覧ください。


 ではそんな「何故」を自覚している方に質問ですが、あなたは現在具体的な方法論について確証がありますでしょうか?


 つまり、おおよそこういうふうにやっていけば、効率良く3時間半が切れるという明確な予想がありますでしょうか?


 そういった青写真が頭の中に描けている人はとりあえず、それをやってみれば良いと私は思います。確かに、それが上手くいくかどうかは分かりません。でも、とりあえずやってみることで見えてくるものもあります。


 試してみる価値はあるのではないでしょうか?


 やってみてから、またトレーニングを自分なりに評価し、修正していけば、いつかは三時間半が切れると思います。


 そして、頭の中にそういった青写真がない方も安心してください。何故ならば、マラソン3時間半切りの為のトレーニング理論というのはないからです。マラソン3時間半切りのトレーニング理論とかマラソン3時間切りのトレーニング理論というのはありません。


 あるのはマラソンのトレーニング理論です。


 ですから、私がウェルビーイングオンラインスクールで解説させて頂いている内容を応用していただければ、それで大丈夫なのです。


 マラソン3時間半切りを目指すだけだから、マラソンで3時間を切るようにはスピードが要らない、だからマラソン3時間半切りにはマラソン3時間半切りの為のトレーニング理論があるはずだ、という考え方は一見合理的に見えるのですが、レースの距離が同じである以上は基本的な考え方は同じです。


 同様に、マラソン3時間切りはマラソン2時間10分切りを目指すためのトレーニング理論と異なる訳ではありません。


 もちろん、その人の走力に応じて練習内容を変える必要はあります。


 ただし、それは全ての人に対して言えることです。マラソン3時間半切りという目標が同じでも、練習はその人の現在の走力、走歴、過去のトレーニング状況、直近のトレーニング状況、マラソン以外の距離の走力、長所、短所、仕事のスケジュール、季節、住んでいる地域、家の近くの練習環境などに応じて変えていかないといけません。


 ここまでの内容は口酸っぱくこれまで書いてきたのですが、「それは分かるけど、そんな冷たいことを言わずに、具体的な方法論も教えてくださいよ」というお声は相変わらず後を絶ちません。


 そんな訳で、7月3日日曜日の午後3時より「マラソン3時間半切りの為のトレーニング」というウェビナーを開催させて頂きます。


 本ウェビナーで解説させて頂くのは以下のような方を3時間切りまで持って行くための方法論です。



55歳男性

現在の練習量 週に60キロ

現在の自己ベスト 3時間50分

その他の距離の走力 5キロ23分ちょうど 10キロ48分ちょうど ハーフマラソン1時間45分

走歴 5年

練習頻度 週に5回


走り始めたきっかけ


 健康の為に運動を始めようと思ってとりあえずジョギングを始めたら、思いがけずはまってしまい、各地のマラソン大会に出るようになった。初マラソンを4時間30分で完走した後、少しずつタイムを伸ばし、3時間50分まで来た。


 現在は走り終わった後のお酒が美味しくて走っており、ストイックな気持ちはそれほどないが、せっかくやるなら、人並み以上の結果を出したくてそれが自分の中ではマラソン3時間半切りをする理由。


 無茶苦茶ストイックにやるつもりもないけれど、走るのは好きで、走ること自体は楽しんでやっているので、どうせなら効率の良いやり方が知りたい。


 こういった方が半年後、来年の2月、3月あたりに3時間半を切るとすれば、どのような練習を組むのか、その目的と具体例を明示させて頂きたいと思います。つまり、今回のウェビナーでは理論の部分ではなく、基本的な考え方をサラッと解説させて頂いた後、具体的に何をやるのかという具体的な話に終始させて頂きたいと思います。


 時間は90分で、たった2000円の自己投資でご参加いただけます。


 いつも通り、ウェビナー後に復習用動画と資料をお送りさせて頂きますので、都合による途中参加、途中退室も可とさせて頂きます。また、そのため都合でリアルタイムでご参加いただけない方も後日内容をご覧いただけるようにさせて頂きますので、ご安心ください。


 お申し込みはこちらのお問合せフォームよりお名前とメールアドレス、そして本文に「7月3日ウェビナー希望」とだけご入力の上、送信してください。確認後、当日のZoom情報をお送りいたしますので、お手続き自体は簡単な基本情報を入力するだけで3分ほどで完了いたします。


 それでは7月3日にお会いしましょう。


*ランナーズユニバーシティの学生様と克己会員様は無料でご参加いただけます。サイトにログインした状態でお申し込みください。


ランナーズユニバーシティの詳細はこちらから


克己会員の詳細はこちらから

閲覧数:9回0件のコメント

関連記事

すべて表示

これまで様々な経口摂取の抗炎症剤を紹介してきましたが(これからも紹介していきますが)、今回は私がお薦めの抗炎症治療器具を紹介します。 それがLLLT (Low Level Light Therapy)と呼ばれる機械です。LLLT、文字通り低エネルギーの光を照射する治療器具です。通常治療中は何も感じませんが、個人的には効果は超音波以上だと思っています。LLLTが痛みを取り除くメカニズムは主に次の3つ

思い返せば3ヶ月ほど前、マラソンシーズン最後のマラソンを走り終えて、まずは数ヶ月の準備を乗り越えてマラソンを無事に走り終えたことへの安堵を感じつつも、その安堵も束の間、次にやってきたのはなんとも言えない虚無感と悔しさ。4ヶ月も準備をして、それも十分なトレーニングができたと自負していながら、出せたタイムはこんなものか、と。 レースが終わって3日、何気なくインスタグラムを見ていると、トレーニング期には

講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学