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執筆者の写真秀志 池上

もしも池上秀志が治療器具を一つだけ選ぶなら

「(チームを強くしたいなら)なんだかんだと言っても、しっかりと食事をとり、十分に睡眠をとることでしょう」

P79『決断=実行』落合博満著


 時代は移り変わり、人々は手のひらサイズの電話という名前のパソコンを使い、洗濯や炊飯といった家事は機械に取って代わられ、多くの工業製品は手工業から機械工業に代わり、そこそこ高品質の商品を安価で大量生産するようになりました。スマホやパソコン、テレビは薄型になるのに伴って、そこから垂れ流される情報も低俗な情報で溢れかえるようになりました。


 そんな風に時代が移り変わっても何一つ変わらないことが一つだけあります。それは、人間の体にとって一番大切なことは食べることと寝ることだということです。どれほど技術が発達しても人間の体は1万年前から変わりません。私たちの体はご飯を食べて、水を飲み、寝て、太陽の光を浴びて、適度に汚れることで正常に機能します。ですから、三食マクドナルドで済ませても、サプリメントを摂っておけば体は最高のパフォーマンスを発揮するということは絶対にありえません。


 彩り豊かな野菜と果物を食べて、水を飲み、質の高い睡眠を8時間以上とり、太陽の光を浴びて、適度に体を動かし、日々に感謝する、これが時代が移り変わってもベストなリカバリー戦略です。栄養と睡眠をいい加減にして、リカバリーを早めるというのはどんな栄養補助食品や機械を使ってもどだい無理な相談です。


 私はそういう考えを持っていますし、その考えはケニアに行って多くのランナーたちを見て100%正しいという確信を持っています。また、意外と強い選手達は精神的にものんびりしていて、マイペースな人が多いです。のんびりとしているという表現は少し違うかもしれません。内には情熱を炎と燃やしていますから。ただ、細かいことは気にせず、どこに行っても自然体でリラックスできる人は強いなと思います。なぜなら、しっかりと休むからこそ、頑張る時に頑張れるからです。


 しっかりと休むというのはなんの自律心もなくのんべんだらりと暮らすことではありません。寝るべき時に寝て、食べるべき時に食べるべきものを食べ、休むときは携帯電話の電源を切ってしっかりと休める選手のことです。これからも人間の体は大きくは変わりませんから、栄養と睡眠が二本柱になることは間違い無いでしょう。


 ただ、そんな私ですが科学技術の発展を無視している訳ではありません。どれほど科学技術が発達しても、食べる、寝る、太陽の光を浴びると行ったことが人間の体には必須で優先順位は上位に来ると言っているだけです。私自身もサプリメントも酸素カプセルも超音波もマッサージガンも使います。使わないよりも使った方が良いのであれば、使った方が良いです。


 今回はそんな中でももし、私が一つだけ機械を選んで良いのであれば、どれを選ぶのかというテーマです。結論から言えば、私はLLLTという機械を使います。LLLTはLow Level Laser Therapyの略で日本語に訳せば低出力光線療法ということになるでしょう。低出力光線療法は人間の体の細胞一個一個にアプローチし、細胞内のミトコンドリアという器官を活性化させます。厳密に言えば、ミトコンドリアの中のシトクロムC酸化酵素という器官にアプローチするのですが、詳しく説明するとややこしくなるので、ミトコンドリアと覚えてください。


 ミトコンドリアは酸素を使ってエネルギーを作る器官です。私たちの体は大きく分けると酸素を使わずにエネルギーを作る方法と酸素を使ってエネルギーを作る方法の二つを持っています。私たちが普段使っているのは酸素を使ってエネルギーを生み出す方法です。日常生活のほぼ100%と言って良い比率で、私たちは酸素を使ってエネルギーを生み出しています。これが生命が発達した大きな理由の一つでもあります。生命が水の中から陸に上がって、酸素を使ってエネルギーを生み出すようになってから、大きく発展してきたのです。


 そして、私たちの体の健康の鍵はこのミトコンドリアが握っています。そもそもの話、生命を維持するということ自体がエネルギーを必要とすることで、怪我をした時の治癒や病気からの回復などすべて、細胞単位で見ればエネルギーを必要とすることです。従って、ミトコンドリアの機能が改善されることでリカバリーも早くなるのです。


 実はミトコンドリアはそれ以上に人間の健康の鍵を握っているのですが、詳しく知りたい方は過去のブログ記事「ミトコンドリアとクエン酸回路と電子の話」の記事をご覧ください。


さて、そんな低出力光線療法ですが、知れば知るほど奥が深く様々な効果がある治療器具です。簡単にあなたが低出力光線療法を使うメリットをいかに書かせていただきます。


・疲労の回復が早くなる

・睡眠の質が上がる

・故障の治りが早くなる

・骨密度が増える

・関節炎の治癒促進

・認知機能の向上

・鬱の緩和

・ニキビの消失

・育毛効果

・男性ホルモンが増える

・鎮痛

・脂肪燃焼


 低出力光線療法についてもっと詳しく知りたいという方のためにPDF24ページ分の無料レポートをご用意しています。下記のURLから問い合わせフォームに「低出力光線療法」とご記入の上、フォームを送信してください。


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ランニング書籍

講師紹介
​ウェルビーイング株式会社代表取締役
池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

​ウェルビーイング株式会社副社長
らんラボ!代表
深澤 哲也

IMG_5423.JPG

経歴

中学 京都市立音羽中学校

高校 洛南高校

↓(競技引退)

大学 立命館大学(陸上はせず)

​↓

大学卒業後

一般企業に勤め、社内のランニング同好会に所属して年に数回リレーマラソンや駅伝を走るも、継続的なトレーニングはほとんどせず。

2020年、ウェルビーイング株式会社の設立をきっかけに約8年ぶりに市民ランナーとして走り始る。

感覚だけで走っていた競技者時代から一変、市民ランナーになってから学んだウェルビーイングのコンテンツでは、理論を先に理解してから体で実践する、というやり方を知る。始めは理解できるか不安を持ちつつも、驚くほど効率的に走力が伸びていくことを実感し、ランニングにおける理論の重要性を痛感。

現在は市民ランナーのランニングにおける目標達成、お悩み解決のための情報発信や、ジュニアコーチングで中学生ランナーも指導し、教え子は2年生で滋賀県の中学チャンピオンとなり、3年生では800mで全国大会にも出場。

 

実績

京都府高校駅伝区間賞

全日本琵琶湖クロカン8位入賞

高槻シティハーフマラソン

5kmの部優勝 など

~自己ベスト~

3,000m 8:42(2012)
5,000m 14:57(2012)
10,000m 32:24(2023)
ハーフマラソン 1:08:21(2024)

​マラソン 2:32:18(2024)

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